疑問解決! つながるコラム

お年玉をあげる立場になって考えた…2000円札はどこに行っちゃったの?

2009.01.06 TUE


日本の紙幣の表面には通常、人物が描かれます。ミレニアムを記念した2000円札の表面には沖縄の守礼門が描かれ、使われている色みも独特です
R25世代にもなれば、年下のかわいい親戚たちに新年のお年玉を用意しなければいけない人も、きっといますよね。かくいうボクも、小学2年生の甥っ子にお年玉を準備しました。「小学校2年生にちなんで2000円札はどうだろう!?」と思いついてみたもののそういえば、最近はあまり見かけない気が。もしかして、2000円札っていつの間にか姿を消しちゃったんでしょうか?

持ってるとなぜか困る 2000円札が不人気なワケ(2007年6月14日号)
[そもそも紙幣は、銀行をはじめ金融機関の日本銀行当座預金の出入金を経て、国民に供給される。日本銀行の統計資料によると、2007年4月時点での 2000円札の流通枚数は1億5560万枚。ピーク時の2004年8月には5億1310万枚だったので、その流通枚数は3分の1にまで減少し、差額の多くは日銀の金庫の中に眠っているのだ。]

ちなみに2000円札は、2000年のミレニアムを記念して作られたもの。2年前にそんなに減っていたのなら、出合う確率が減っても無理はないのかも。

新札といえば、2004年には1万円札、5000円札、1000円札がリニューアルしましたが、もともと存在しているお札のデザインをわざわざ変更するのはなぜなんでしょう?

新しい紙幣がもたらす経済効果はいかほど?(2004年10月21日号)
[そもそも日本の紙幣製造技術は世界でもトップクラスなのだが、それでも一定の期間ごとに新しい札を投入しないと、偽造防止は困難だという。]

ホログラムや潜像模様、マイクロ文字、深凹版印刷などの最新技術を投入し、特殊発光インキなどを使用。日々進化する偽造技術に対抗すべく作られたのが、現在の新札なんだとか。

しかし、どんなに印刷のクオリティをあげても紙は紙。よれよれになっていくのがお札の宿命というものです。紙幣の平均的な寿命は、1万円札で4~5年、5000円札と1000円札は1~2年程度なのだとか。それでは、寿命を迎えたお札ってどこに行くの?

紙幣と硬貨のリサイクルのそのヒミツに迫ってみた!(2008年10月16日号)
[日銀は紙幣のクリーン度管理についても力を入れている。金融機関などから選別されて戻ってきた汚れた紙幣は自動鑑査機でチェックし、再流通に不適格なものは処分されるのだ。その量、年間約3000トン。この裁断屑のうち半分程度がリサイクルへ。]

リサイクル利用で最も多いのは住宅用外壁材なのだそうです。さらに一部はトイレットペーパー、貯金箱、事務用品などにも使われているのだとか。

ボロボロのお札は姿を変えて、ボクらの身近でまだまだ働いていたんですね! ただの紙となってもなお、ボクらの役に立ち続けてくれるお札。そう考えると、さらにありがたみが増すというものです。

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