まさに今年の日本の予測だったり…

アメリカ情報機関が予測する『世界動向2025』の中身

2009.01.15 THU



写真提供/時事通信
自民党分裂!! といってもこれは、CIAなど16の情報機関に政策提言をしているアメリカ国家情報会議が予測した2025年の話。内容は、各国の動向や金融や軍事、環境など難しいテーマが多い。しかし、2025年にはみんなもR40世代。それなりの立場で仕事をしているだろうから、そのころの日本がどうなっているのかを知っておきたい。そこで、前回の報告書の分析も行ったPHP総合研究所グローバルeフォーラム準備室の小峯弘靖氏に詳しい話を聞いた。この報告書って、誰が何に使うんですか?

「アメリカ大統領や政府高官が目を通すので、政策決定の材料になることはあると思います。ただし、どう参考にしているか公表はされていませんね」

大統領も参考にする中身。気になります。

「キーワードは多極化でしょう。中国、インド、ロシアなどが力を持つことによって、アメリカを中心とした欧米諸国の影響力が低下し、現在の国際体制が変化するとあります。中東での核拡散なども懸念されてますね。また、環境問題も深刻度を増し、食糧と水の確保が重要な課題とも書いてあります」

ちなみに日本はどうなるんですか?

「まず、大きな経済成長は見込めず、高齢化社会で苦しい立場におかれるだろうとあります。外交は中国とアメリカの板挟み状態に。また、人口減少により海外からの移民を受け入れるかが本格的に議論されると予想されています。政治に関しては、自民党が分裂して競合しあうと見られていますね」

ほかにも、GDPがアメリカ、中国、インドに続く4位に後退との記述も。なんだか暗い話が多い気がします。

「有能なリーダーが現れて、トップによる責任ある政策が行われれば状況は一変します。あくまで現状が続いた場合の予想なので、参考程度に考えておいた方がいいのでは」

現在の状況を見れば、今すぐに起こってもおかしくない予測ばかり。年始の時期、2025年の未来から今年を考えるのも面白いかもしれません。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト