24時間OKでデートコースにも最適?

新滑走路OPENまであと1年羽田空港はこう変わる!

2009.10.01 THU



写真提供/羽田再拡張D滑走路JV
来年10月、羽田空港に新たな4本目の滑走路D滑走路ができる。この滑走路、なんでも、東京湾に人工島と桟橋を建設し、その上につくっているという。なぜ、そうまでして滑走路を増やそうとしているのだろうか? 詳しい事情を国土交通省航空局に聞いた。

「羽田空港の発着回数は現在、年間約30万回とほぼ限界に達しており、さらなる需要があるのに応えられない状態です。新滑走路が完成すると、最終的には年間約41万回の発着が可能になります」

現在、羽田空港を利用している国内航空旅客数は年間約6000万人で、国内線シェアの約66%を占めるという。毎日、国内49都市に約420便を飛ばす羽田空港の能力をより大きくするための工事というわけだ。

「さらに、国際定期便の受け入れもスタートし、深夜から早朝までの時間も稼働する、24時間動き続ける空港になります」

実は羽田空港ではこれまでも国際便の運航を行ってはいるものの、それらはチャーター便のみで、国際定期便の運航はなかったのだそう。来年からは成田空港からだけでなく、羽田空港からも海外へ行く機会が増えるということ?

「そうですね。昼間は特に韓国や香港、台湾などビジネスで訪れる頻度の高いアジア諸国へ行く便が発着するようになります。夜間はそれらのほかに、カナダやドイツ、オランダなど、北米やヨーロッパ便の就航も予定しています」

羽田空港の国際便受け入れは、2007年、安倍政権時代の「アジアゲートウェイ構想」でも提言されていた事業。国際空港化に対応するためにも、4本目の新滑走路が必要だったというわけだ。さらに新滑走路のほかにも、世界トップクラスの高さ(115m)を誇る新管制塔や、年間利用者数700万人を想定する新国際線旅客ターミナルも建設中。来年は、ビジネスでもプライベートでも羽田空港を利用する機会が増えそうだ。


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