100歳以上の高齢者が4万人突破!

遺伝子タイプも関係あり!?ご長寿「西高東低」のナゾ

2009.11.05 THU



写真提供/共同通信社
厚生労働省によると、100歳以上の高齢者数が、過去最高の4万399人になった。これは、なんと10年前の約4倍と急速な伸び! 各都道府県の人口に占める100歳以上の高齢者の割合を見ると、沖縄・九州・四国地方など西日本が高く、関東・東北地方など東日本はなぜか低め。つまり、暖かい場所に住んでいる方が長生きできるってこと?

「確かに、温暖な気候の方が長生きしやすい傾向にあります。最近では、ストレスが悪影響を及ぼし、脳の老化につながることが解明されました。厳しい環境もストレスとなるため、一年中暖かく過ごしやすい方がストレスは少ないのでしょう。とはいえ、冷暖房の設備が発達した近年では、西日本のアドバンテージはあまりないと思います。男性の平均寿命のトップは長野県ですし、北陸地方も長寿者が増えています」(東京都健康長寿医療センターの増井幸恵さん)

それなのに、なぜ西日本で100歳以上の高齢者の割合が高いのですか?

「科学的根拠はわかっていません。ただ、長寿となる要因のうち、環境や個々の性格などの影響が75%を占めるといわれています。温暖な環境の他にも、お国柄や各地の文化などの影響もあって、西日本に長寿者が多いのではないでしょうか」(同)

長寿者に見られる共通点は、柔軟性があり新しいことを取り入れられる性格だそう。では、長寿の要因となる残りの25%は?

「遺伝ですね。特に105歳以上はその影響がより強いと考えられており、長寿に関係する遺伝子も見つかりつつあります。また別の研究では、日本人の遺伝子の構造を分類した結果、本土タイプと琉球タイプの2種類に分かれることが判明。もし琉球タイプが長生きする遺伝子だとすれば、東西の遺伝子の違いが、長寿者の分布に関係しているのかもしれません」(同)

長生きの理由が科学的に解明される日も近い!? でも、ストレスを感じない規則正しい生活こそ長生きへの近道。そこんとこ忘れないでね。


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