ビジネスマン身だしなみ講座

第12回 大人の聖域!?「カフス」にチャレンジ

2010.02.24 WED

ビジネスマン身だしなみ講座


「風車足型」と呼ばれる、オーソドックスな留め金。袖を通したあと、棒状の回転部分をストッパーとする。カフスビギナーにも使いやすい形状だ 【取材協力】カフショップ

多彩ゆえにトレンドのないカフスの魅力



ビジネスマンのお洒落といえば、ネクタイや腕時計など様々だが、今回注目したいのは袖口のアクセント、カフスだ。どことなくアダルトな印象を受けるアイテムだが、だからこそ上手に使いこなすことができればワンランク上の身だしなみにつながるのではないか?

というわけで、カフスの基礎を東京・九段のカフス専門店『カフショップ』で教わってきた。

「カフスは確かにご年輩向けのイメージが強いアイテムですが、実際には大学生から60代まで、幅広い層にご利用いただいています。最近ではむしろ、20代の方のほうがこのようなアクセサリーに積極的ですし、プレゼント目的で来店される若い女性も少なくありません」(カフショップ・川本千都子さん)

ちなみにカフスとは、正式名称をカフリンクスと呼び、カフ(袖口)のボタンホールをつなぐ(リンクする)もの。

形状、デザインのバリエーションは非常に豊富で、留め具の形状ひとつをとっても、オーソドックスな回転足タイプ(写真参照)から、チェーンやベルトを模したカジュアルなタイプまで様々。装飾部もまた、天然石やクリスタルガラス、布、さらには動物などのオブジェをかたどった遊び心たっぷりのものまで、多種多様だ。
「普段はスーツに隠れているカフスは、“これ見よがし”ではない上品なお洒落さを感じさせます」と川本さん。手元のアクセントに最適!
「最近ではクールビズでネクタイをしない方が、カフスでワンポイントのお洒落を楽しむケースも増えています。カフスはとにかくバリエーションが豊か。トレンドがめまぐるしく変わるものではありません。だからこそ、お使いになる方それぞれのセンスで楽しめるわけですが、コーディネートに迷う初心者の方は、ネクタイやシャツの色味と同系色のカフスを選んでみるといいかもしれません」(川本さん)

同じく素材についても、ステンレスやシルバー、真ちゅうにメッキをかけたものなど多様だが、指輪や腕時計の素材と合わせてコーディネートすると、統一感が生まれて全身の印象がグッと引き締まるという。シルバーの腕時計には、同じくシルバーベースのカフスを合わせてみるなど、ぜひ試してみてほしい。

「カフスというのは、身に着けているだけで“余裕”を感じさせるアイテムです。それは経済的なことだけでなく、身なりについてきちんと気を配る余裕を持っている人の証ではないでしょうか」(川本さん)

それもそのはず、カフスはもともと17世紀のフランスで誕生し、貴族の間で大流行して今日に残された装飾具。フランス貴族に愛されたアイテムで、さりげなく袖口に気品を演出するなんて、粋ではないか! 取材協力先・投稿募集はこちら 全12回おつきあいいただきありがとうございました。
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