草食のオス=オク手&淡白は大マチガイ!

実は肉食よりワイルドだった! 草食動物のセキララな“性態”

2010.03.04 THU



写真提供/アフロ
吾輩はウサギである。名前より先に、人間に言っておきたいことがある。性愛にオク手、淡白な男性が“草食”にたとえられている件についてである。我々はヒト並み以上にヤることはやっている。この誤解を解くため、人間が持っている草食イメージを覆す例を紹介させていただく。

まず我々動物の交尾は、メスの許可、協力が成功の絶対条件である。これはあの肉食獣ライオンですら例外ではないのだが、このお約束を破る動物もいる。彼の名はゴリラ。近年、外見に似合わず暴力的ではないことがわかってきたが、こと生殖となると拒絶するメスを“強姦”するという、自然下の動物にあるまじき乱暴さを見せる。またオランウータンは人が見ても恥ずかしくなるような、いちゃいちゃとした前戯をする。そんな彼らは“草食”の類人猿である。

アレの大きさも、あの肉食獣ライオンが人間よりずっと小さいのに対し、例えばゾウ、バク、ウマなどは体の大きさと相対的に比べても、相当デカイのである。

そして偏執的なまでに交尾への執着を見せるのがムササビだ。射精後に他のオスとの交尾を邪魔しようと“交尾栓”という分泌物でメスの膣を塞ぐのだが、彼らは同時にコルク抜きのような形状のペニスを持つので、他のオスもコレで先客の栓を外し、思いを果たす。見上げた情欲ではないか。

これらが動物科学研究所所長・今泉忠明先生も言っていた、間違いのない我が草食仲間の性生活である。まあ趣旨にあわせて都合良く紹介した感もあるがゆるされたい。そもそも捕食に対抗するために数で肉食動物に負ける訳にいかない我々。ことセックスに関して興味がないたとえにされるいわれはない。一度の交尾で子供ができる確率だって肉食動物よりも高いのだ。

ちなみに、女をめぐっては流血の喧嘩もいとわない吾輩。複数の女と関係をもつため米国でラビットは好色の隠語であり、プレイボーイのマークでもある。人間よ、草食=淡白の誤った連想は、そろそろやめてもらえまいか。
(口寄せ/マサユキ)


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