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セレブを狙った「ツイッターハッカー」が逮捕

2010.04.01 THU

噂のネット事件簿


ハッキングされたオバマ大統領のツイッターページ ※この画像はスクリーンショットです
アメリカのバラク・オバマ大統領や歌手のブリトニー・スピアーズ、イギリスの歌手リリー・アレンなどのミニブログ「ツイッター」(Twitter)でのアカウントをハッキングした疑いのあるフランス人男性が、3月24日に逮捕された。

ネット上で「Hacker Croll(ハッカー・クロール)」を名乗っていたこの男性は、フランス中央のクレルモン=フェランで両親と同居する無職の25歳。昨年4月にオバマ大統領らの公式ツイッターアカウントのパスワードを割り出し、数時間ほど乗っ取った疑惑をもたれている。実害はなかったものの、米連邦捜査局(FBI)とフランス警察当局による共同捜査の末の逮捕劇となった。

だが、自称ハッカーの「Hacker Croll」は、パソコンに関する専門技術や知識に長けた「スーパーハッカー」というわけではなかったとのこと。

では、どうやってアカウントのハッキングに成功したのか。その鍵は、ユーザーがインターネットサービスに登録する際に設定する「秘密の質問」にある。「秘密の質問」とは、ユーザーが本人IDやパスワードを忘れた場合のために用意されている、本人確認のための仕組み。「母親の旧姓は何ですか?」「卒業した小学校の名前は?」「ペットの名前は?」など、当人しか知り得ない「秘密の答え」を設定することでパスワードの確認や再発行を行うことができる。「Hacker Croll」は、ネット上で公表されている有名人にまつわる数々の情報から「秘密の質問と答え」を予想し、ハッキングに成功したのだそうだ。

昨年、個人情報が盗まれた人ほど、子供の名前や「1234」などの推測されがちなパスワードを用いているとの調査結果が米国で発表された。今回のハッキング被害は、個人情報を自ら守ることの重要性を教えてくれた事件であるといえそうだ。

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