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警視庁「ネットハンター」発足で犯罪は減るのか?

2010.04.08 THU

噂のネット事件簿


テレビ朝日のニュース番組で報道された「ネットハンター」の発足式の模様 ※この画像はスクリーンショットです
警視庁は5日、犯罪に利用される「闇サイト」を取り締まるための特命チーム「ネットハンター」を設立した。

犯罪の共犯者募集や違法薬物売買の温床となっている闇サイトの実態を解明すべく発足されたこの「ネットハンター」は、28人体制の組織。利用者を装ってサイトに書き込んだり、メールを送ったりして、潜入捜査も行うのだという。

日本初の闇サイト対策専従班の発足に対し、ネット住民たちは「警察なのにハンターかよ」「ネットランナーみたいだな」と、微妙なネーミングに冷ややかな反応。2ちゃんねるでは「ここにも来いよ、ネットハンターさん」「いえ~い警察みてる~?」などと挑発するようなコメントも見受けられた。

また、捜査方法に対しては、

「適当にググって見つかる程度のサイトを、さらに適当に吊るしあげて(以下略)」
「エロサイトと出会い系サイト見て回るだけの仕事か…」
「こんなん違法サイト、画像、動画を発見したら1件につき報奨金千円とかで一般人に取り締まらせた方が格安だろ」

などの意見が飛び交っており、ヘビーなネットユーザーという立場から、闇サイト摘発の難しさを指摘する声も聞こえてくる。

この「ネットハンター」とは別に、警察庁は違法なファイル交換を監視する「P2P観測システム」を今年1月からスタート。先月31日には、このシステムを使った全国初の摘発事例として、ファイル共有ソフト「シェア」を使って劇場公開前の映画『アバター』などの動画ファイルを違法にネット上に流した男が京都府警に逮捕されている。

ネットを介した犯罪は、新しいタイプの犯罪として、実態の把握が難しいとされてきた。今後、専門捜査チームの発足や「P2P観測システム」の導入により、いかに摘発数が増えるか、あるいは犯罪そのものが減るか、という点にぜひとも注目していきたい。

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