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ツイッターで伝染病を予防する時代が到来?

2010.04.20 TUE

噂のネット事件簿


ツイッターでキーワード「結核」で検索した結果。結核を疑うような投稿は1日で十数件程度だった ※この画像はスクリーンショットです
AFP通信が報じたところによると、ロンドン・シティ大学の研究チームが「伝染病などの早期警戒システムにツイッターを活用し得る」という研究成果を発表したとのこと。

記事によると、ツイッターに書き込まれた伝染病に関するつぶやきをモニタリングすることで、伝染病が発生しているかどうか、あるいは世間の人々が伝染病に対してどのような不安を抱いているか、といった情報がわかるのだという。モニタリングの方法としては、例えばインフルエンザを意味する「flu」という言葉が、ツイッター上でどのように使われているかを調べるというものが挙げられている。

本当にツイッターを監視して伝染病の動向がわかるのだろうか。試しに「結核」という言葉でツイッターを検索してみると、「最近咳が止まらないんだ。結核なのか」「咳なう 結核疑う」「これはやっぱりまた肺炎かもしや結核」「咳止まらん 結核か?」などといったつぶやきを発見することができた。確かに連日これらのつぶやきを監視し、徐々に結核を疑うような投稿の増加を確認できれば、「結核大流行の兆し」と判断できるのかもしれない。

しかし同記事では、世界保健機構が「インターネットがインフルエンザ対策に打撃を与えた」と指摘したことにも触れている。インターネット上でインフル大流行のうわさや憶測により不安があおられたことや、ワクチン接種反対の意見が飛び交ったことが、その大きな理由だという。

どうやら現時点では、ただ単にツイッターを監視するだけで伝染病の流行を正確に察知するのは、まだまだ難しい模様。しかし、伝染病予防に使おうという研究チームが現れるほどに、ツイッターが人々の生活に入り込んできているということは間違いないだろう。

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