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文科省が「ネットいじめ」の統一マニュアル作成

2010.04.22 THU

噂のネット事件簿


元・文科相・伊吹文明氏による、いじめについての「文部科学大臣からのお願い」。ストレートなメッセージが心を打つ ※この画像はスクリーンショットです
文部科学省が、小・中・高校での生徒指導マニュアルとなる「生徒指導提要」を30年ぶりに改定し、通常の生徒指導、児童虐待などに加え、いわゆる「ネットいじめ」が新たに指導項目に加えられた。

文部科学省は、08年前後から「ネットいじめ」を

・被害が短期間で極めて深刻に
・簡単に被害者にも加害者にもなる
・個人情報や画像が流出し、悪用される
・実態を把握し、対策を取るのが困難

として、有識者会議を開催するなど、生徒指導の重要課題にしてきた。そうした動きを踏まえ、新たに作成される生徒指導提要では、「ネットいじめ」に対する統一的な指導マニュアルを提示。さらに提要では、出会い系、アダルト、ドラッグ、自殺サイトなど、いわゆる「有害サイト」へのアクセスを防止するフィルタリングの活用を訴えている。

文科省が08年11月に発表した07年度の「いじめ実態調査」によれば、「ネットいじめ」の発生件数は5899件で、前年度の4883件から1000件以上も急増した。また09年に警視庁が行った調査では、有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリング機能を利用している中学生は54.3%にとどまった。

文科省は「保護者や教師が、携帯電話やインターネットの特性や知識を習得し、理解を深めていくことが重要」と述べている。仕事上での活用だけでなく親としても、もはや「私にはインターネットは必要ない。使えない」では済まされない時代なのだ。

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