ネット界の“旬”なニュースをお届け!

ネットの「匿名」がもたらす3つの良いところ

2010.05.13 THU

噂のネット事件簿


Lilac氏のブログ。匿名のメリットに関する要点と具体的事例が丁寧に解説されている ※この画像はスクリーンショットです
5月上旬のネット界で大いに話題となったのが、経済評論家の勝間和代氏と2ちゃんねる元管理人・ひろゆき氏による「ネットの匿名・実名論争」である。二人は勝間氏がホストを務めるBSジャパンの『デキビジ』という番組で対談をしたのだが、ネットでは実名で発言することが重要だという勝間氏と「『山田太郎』も『名無し』も同じようなもの」といった趣旨の発言をし、特に実名主義にはこだわらないひろゆき氏の対談は噛み合わなかった。

この対談がきっかけで、ネット上では「匿名・実名論争」がお約束のように巻き起こった。web R25記者もいろいろとこれらについて触れたブログを見てみたが、そのなかでも「My Life in MIT Sloan」というブログの著者・Lilac氏(現在マサチューセッツ工科大学に留学中の日本人女性)が匿名のメリット、実名のメリットについてバランスよく触れている。

Lilac氏は「ネット実名論」は強者の論理だと考えており、実名で発信することが自分を売ることにつながる、つまり実名で語り議論することがメリットとなる人による論理だと考えているようだ。とはいっても、Lilac氏は著名人がネット上で人格攻撃を受けることを「ひどい」と思っており、また、自身も根拠なき中傷を笑って過ごせるほど強くはないとしている。

そんなLilac氏が考える「匿名」のメリットは以下の通り。以下の結論に至るまでの具体例も詳しく書き込まれている。

【1】匿名だからこそ書き込める有意義な情報を得ることが出来るし、聞ける本音(ネガティブな思いも含め)もあり、それが本質を突いた議論に発展できる

【2】匿名だからこそ、ネット上に様々なコンテンツが現れ、コミュニケーションが豊かになっている

【3】リアルでは「声なき」社会的弱者も、強者と同列に議論に参加できる(ただ、全ての弱者の声は拾えない)

このLilac氏のブログのエントリーにはコメントも多数ついたほか、ツイッター上でも紹介されるなど、注目が集まっている。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト