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iPadの京極夏彦新刊 900円は高い?安い?

2010.05.25 TUE

噂のネット事件簿


京極夏彦氏の新刊『死ねばいいのに』。ちなみに京極氏は「京極さんご自身が『死ねばいいのに』と思う瞬間はありますか?」とインタビューで聞かれ、「ないです。そんなに心を波立てていたら生きていけませんよ」と答えている ※この画像はスクリーンショットです
作家・京極夏彦氏の新刊『死ねばいいのに』の電子書籍版が、iPad対応で発売されることが、20日に発売元の講談社から発表された。15日に発売された紙の『死ねばいいのに』は1785円だが、28日以降発売のiPad版は900円。ただし、発売から2週間は特別価格として700円で提供される。同作はPC、携帯電話用も発売される(PC版は税別で同価格)。

900円の根拠について講談社は「社内で原価計算のシミュレートを重ねた結果、これもまた初めての試みのなかで決定いたしました」と説明しており、米国での電子書籍の価格も参考にしたという。

今回の「紙の新刊発売とほぼ同タイミングで電子書籍化」は講談社にとっては初の試みで、さらにはiPad対応も初めてのこと。講談社は「実験的な意味合いを込めながら、電子書籍とはどんなものなのかを、広く読者の皆さまに体感していただくチャンスにできればと考えております」と説明している。

この価格について、ツイッター上では「期間限定とはいえハードカバー版の半額以下とかだいぶ安く感じるなぁ」「価格安いですね!他社の電子本企画にも影響が出そう」など歓迎する意見が多く、「文庫化待つ気だったけど買おう」と安価な電子書籍版と安価な文庫版を比較する人も登場した。

2ちゃんねるでも価格について触れられており、
「印税10%として、売価300円くらいでいいんじゃあるまいか」
「高すぎる。京極はネットを理解してない。価格は200円が妥当だ。そしてその値段設定にすれば、今まで以上に本が売れる」
「普通文庫本化された本で 一般的にこの程度の値段だよな それを考えると なんか高いなぁ」
「新作ハードカバーと考えれば安いのだろうが、文庫とかんがえれば、とくに時間がたったあとでの945円はそれほど安く感じないな」
と定価の945円が高いと考える人もいるようだ。

402ページある同書だが、今後の日本の電子書籍の価格を考えるうえでも重要な目安になるだろう。

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