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「ブラウザ指紋」の行動追跡にネット住民不安感

2010.05.26 WED

噂のネット事件簿


調査サイト「Panopticlick」では、使用しているブラウザがどのくらいの固有性を持っているかを診断することができる(5月25日現在メンテナンス中でサービス停止) ※この画像がスクリーンショットです
アメリカのNPO・電子フロンティア財団は、多くのウェブブラウザにおいて高確率でユーザー特定できるような「指紋」が作られているとのレポートを発表した。

これは、同財団が開設したウェブブラウザに関する調査サイト「Panopticlick」を訪れたネットユーザーの協力のもとに行われた調査をまとめたもの。レポートによると、OSやウェブブラウザの種類、プラグインの設定、バージョン情報などの組み合わせを調べたところ、84%のネットユーザーに固有性があるとのこと。さらにFlashやJavaのプラグインをインストールしたブラウザに限定した場合は94%のネットユーザーに固有性があり、これらの情報がブラウザにおける「指紋」となっているのだという。また、この指紋を使ったユーザーの「行動追跡」をうたう製品もすでに一部で販売されているとのことで、ブラウザ開発におけるプライバシーのリスク低減の必要性も訴えている。

このブラウザ指紋の存在についてネット住民は、

「エロゲ買ったり同人誌買ったりしてるのがバレバレなわけ?」
「エッチなサイト見てるのもばれるの? プライベートブラウジングは役に立たない?」

などと、プライベートな用途にインターネットを利用していることがバレているかもしれないということへの不安感をあらわにしていた。しかしその一方で、

「ブラウザのバージョンをあげるだけで、別人と推測されるんでしょ?」
「アプリをバージョンうpしたらそれまでのトレース情報がチャラになりそう」
「じゃあ買い物するときは何も入れてないIE使おうっと」

と、簡単に指紋を偽装できるかもしれない可能性に触れるネット住民も少なくなかった。ブラウザ指紋が今後どうやって使われていくかは分からないが、やはりプライバシーの危機を感じているネットユーザーは多いといえそうだ。

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