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ネットの履歴がプロバイダーに記録されるかも!?

2010.06.02 WED

噂のネット事件簿


Yahoo!検索で「履歴」と入力した時の候補一覧。いかに誰もが履歴を見られたくないかがよく分かる ※この画像はスクリーンショットです
先日、当コーナーで「多くのウェブブラウザにおいて高確率でユーザー特定できるような『指紋』が作られている」というニュースを紹介したばかりだが(5月26日配信「『ブラウザ指紋』の行動追跡にネット住民不安感」)、5月30日付の朝日新聞によれば、総務省が「利用者のネットの閲覧履歴をプロバイダーが記録すること」にゴーサインを出したという。

これは、現在総務省が導入を検討している「DPI」(ディープ・パケット・インスペクション)という技術。「DPI」とは「プロバイダーが、ネットワークを通過するパケットを解析して利用者の興味・嗜好を分析し、これにマッチした広告を利用者に配信する」(総務省の資料より)というもので、平たくいえば「プロバイダーが利用者の閲覧履歴を把握し、それをもとに広告を出してOK」ということとなる。

すると、「閲覧履歴が把握される」という事態にネット住民が猛反発し、

「こんなことが許されていいのか」
「通信内容監視して広告押しつけるとか」
「電話なら盗聴に値する行為」
「広告名目で思想調査できるって話なんだね?」
「郵便局が郵便物チェックするようなもの」
「何で総務省が広告屋の片棒かついでるの?」

等々、2ちゃんねるへの怒りの書き込みは2日間で6000件近くに。総務省は「DPI」導入の付帯事項として「利用者の同意」を挙げているのだが、ネット住民のこの反発ぶりを見る限り、利用者の同意を得るのはかなり難しそうだ。

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