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常用漢字に入った「鬱」の書き方を覚える方法

2010.06.11 FRI

噂のネット事件簿


文化庁のHPには常用漢字に関するページがあり、一覧表のほか、「明朝体活字と筆写の楷書との関係について」など、漢字に関し、多種多様な知識を知ることができる ※この画像はスクリーンショットです
4月23日、文化審議会国語分科会が現在の「常用漢字表」1945字に196字を加え、使用頻度の低い5字を外した。そして、6月7日に同会は改定常用漢字表を川端達夫文部科学相に渡した。

今回追加されるのは、「栃」「阜」「茨」「梨」「岡」「阪」など都道府県名に使われているもののほか、パソコンの普及等により変換がラクになった「鬱」や「彙」といった画数の多い漢字だ。さらには、「誰」「鍵」「謎」「頃」「俺」などこれまで入っていなかったのが不思議な漢字も追加された。

文化庁のHPでは、115ページにもわたる常用漢字表をPDFファイルで見ることが可能だ。たとえば「奥」という文字の場合は、音読み訓読み両方(オウ、おく)の読み方があり、それぞれに用例が説明されている。「オウ」の場合は「奥義」「深奥」、「オク」の場合は「奥底」「奥さん」といった感じだ。さらには「備考」の欄もあり、ここでは「『奥義』は、『おくギ』とも読める」などと豆知識を知ることもできる。

今回の改定を受け、ネット上では都道府県名に使われる漢字がこれまで入っていなかったことを驚く声のほか、「飯盒炊爨の『爨』も難しい」や「彁」という言葉をあげて「ぐぐらずに、この漢字を読んでみろ」と難しい漢字を知っている自慢をする人も登場した。

2ちゃんねるで人気だったのが「俺」と「鬱」だが、パソコンか携帯電話で文字を書き込んでいるはずの2ちゃんねるユーザーが「『鬱』という字はリンカーン(林、缶)は(ワ)、アメリカン(※)コーヒー(凵、ヒ)を三杯(彡)飲む」と手書きで「鬱」を書く方法を教えるなど、常用漢字改定は、多くの人にとって日本語について考えるいいきっかけを与えたようだ。

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