本場の値段、ハウマッチ!

第3回 本場ブラジルのコーヒー事情 前編

2010.06.16 WED

本場の値段、ハウマッチ!


10年程前から、ブラジルにも座って飲むスタイルのカフェが出現したそうだが、やはりブラジルに相応しいのは立ち飲みのバールなのだそう 写真提供/吉野 亨

ブラジルのコーヒー1杯の価格とは?



目覚めの1杯に、はたまた仕事中のブレイクタイムにと、日頃よく口にするコーヒー。そんなコーヒーの本場といえばブラジル! コーヒー豆の輸出量世界一であることはもちろん、世界の生産量の約3割を担っている。となると、やはり本国ブラジルでは、コーヒー1杯の価格もかなりお安くなっているのでは?

「その通りです。一般市民が利用するカフェでは、だいたい1杯1レアル(約50円)から2レアル(約100円)くらいですね。高くて、3レアル(約150円)でしょうか。ブラジルにも2006年にスターバックスが進出して、ここでは3レアルくらいの金額に設定されています。また、かなり安いお店では、25円程度で飲める場合もありますよ。また、オフィスなどには無料で利用できるコーヒーサーバーも置かれており、人々は気軽にコーヒーを楽しんでいます」

と、教えてくれたのは『ブラジルのことがマンガで3時間でわかる本』(明日香出版社)の著者、吉野亨さん。日本のカフェや喫茶店では、だいたい400円前後が相場。それに比べるとだいぶ安いような気がしますが、吉野さんいわく「ブラジルには日本人の想像を絶する富裕層と貧困層が両方いるので、平均はあまり役に立ちませんが、それでもブラジルの平均年収は日本の4分の1と聞いています」とのこと。ということは、意外にも日本とブラジルのコーヒー事情に大差はないんですね。 「いや、ブラジル人が普通に飲むコーヒーは、日本人が想像しているものとは全く違います。大きなカップのコーヒーよりも、小さなカップで飲む濃厚なエスプレッソが、彼らが普段飲んでいるコーヒーなのです。散歩や買い物の途中、仕事の合間、食後など、彼らは1日に何度も飲みますよ。ブラジル人にとってコーヒーは生活の句読点のようなものでしょうね」

なるほど。また、ブラジル人がコーヒーを飲む場所といえば、街角にある立ち飲みのバールが一般的なのだそう。ただ最近は、ブラジルでもカフェブームが巻き起こっており、店内で座って飲むスタイルの喫茶店も増えているのだとか。

そんなブラジルでいただくコーヒーの味はいかに? “いい豆は海外に輸出してしまうため、三流コーヒーを味わうのが常”なんて話を聞いたことがありますが…。その話はまた次回。 本場での値段を知りたいモノなどありましたら、投稿ボタンからリクエストおねがいします

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