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「ドメインのW杯」開催中!賞金は8000万ドル

2010.06.21 MON

噂のネット事件簿


投票サイトでは、投票の際のひとことも表示される。ちなみに、10位の「.lol」のlolとは「Laughing Out Loud:大笑いする(Wikipediaより)」の俗語。日本語で表現するなら「.(笑)」といったところか ※この画像はスクリーンショットです
「.com」「.net」など、ドメイン名をドットで分割した際の最後の項目のことをトップレベルドメイン(TLD)という。例えば、“r25.yahoo.co.jp”の場合は「.jp」である。そのなかでも一般の用途別のものを「ジェネリック・トップレベルドメイン」(以下gTLD)といい、その数はこれまで長らく21種類と限定されてきた。

ところが昨今のインターネット人口の急激な増加にともない、世界のインターネットのドメイン名システムを管理する組織であるICANN が、2011年度から新gTLDの募集を行うことを決定。歴史的には2000年と2004年にgTLDが追加された経緯はあるが、今回の新gTLDプログラムがこれまでと大きく異なる点は、その自由度の高さ。今までは一部事業者に限定されていたトップレベルドメイン名の申請が、一定以上の管理運営能力の基準を満たす希望者に解放されることになったのだ。このことを受け、インターリンク社は、ネットユーザーが決める世界初の新gTLD コンテスト「ワールドドメインカップ(WDC)」を開催。そして16日、一次選考を通過した15個の最終投票受付が開始された。

一次選考では、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本、中国、韓国など、世界中から1万1000人にものぼる応募者が殺到。寄せられた新gTLD 数は3944種類にものぼったといい、選考をくぐり抜けた「.earth」「.lol」「.inc」「.smile」「.book」「.free」「.media」「.art」「.bank」「.one」「.moe」「.site」「.moon」「.game」「.anime」という15個のドメインが、一般投票で優勝を競う。優勝者には1万ドルが進呈され、さらにICANNに認可されると、インターリンク社よりドメインが一つ登録されるごとに1ドル、10年間支払われる。例えば全世界で8700万ドメイン登録されている「.com」(編集部註:ICANN2010年2月発表資料による)と同程度に全世界で登録されると、毎年8700万ドル(約78億円)を10年間受け取る権利が得られる計算になる(優勝ドメインに複数の応募者がいた場合、均等配分される)。

18日5時現在、全1428票中一番人気は「.earth」で353票。2位以下「.art」(255票)、「.inc」(161票)と続き、3位までで全体の過半数を占めている。締切は7月18日、結果発表は8月2日とのことだが、投票はまだまだ始まったばかり。皆さんなら、どのドメインに投票する?

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