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恐怖の化学物質「砂糖」の誤情報がまん延中?

2010.07.08 THU

噂のネット事件簿


有害だという説が流れているスクロースの構造式。化学式「(C6H12O5)2」は間違いで、正確には「C12H22O11」 ※画像はスクリーンショットです
「砂糖は『白い麻薬』と呼ばれるほどに習慣性が高く、様々な病気の原因にもなっている」という妙な未確認情報がネット上でまん延しているとの話が浮上している。

この未確認情報について調査を行ったブログ「Not so open-minded that our brains drop out.」によると、この「砂糖=有害」という内容を書いているサイトなどでは、砂糖を「(C6H12O5)2」という化学式で表現しているのだという。しかし、困ったことに砂糖の主成分であるスクロース(ショ糖)の化学式はC12H22O11であり、「(C6H12O5)2」という化学式は完全に誤りなのだ。

どうやら、誤った化学式「(C6H12O5)2」と「砂糖=有害」という情報がセットになって流布しているということらしい。砂糖が様々な病気の原因になっているか否かについては議論の余地があるかもしれないが、基本的な化学式すら誤っていたことを考えると、その信ぴょう性はかなり疑わしいと言わざるを得ない。

このような噂が広まっているという事実に対しツイッターでは、

「いろんな意味で怖い話」
「やや出来の悪い冗談だなあ」
「ショ糖砂糖に習慣性があることは、身をもって感じてはいるが…ちとコレはひどい」
「スクロースがC6H12O52 とか言われた日にゃ化学専攻してた人間は茶吹くと思うんだ…」
「頼むから少しくらい化学知識得てから物を語れと」

などとコメントされていた。妙な噂が広がることに恐怖を感じることはあるようだが、「白い麻薬」自体については時折世間を騒がせる「ニセ科学」のひとつとして、軽くあしらわれているようだ。

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