今年で誕生40周年!

オトコを魅了してやまない!トミカのスゴさを調べてきた

2010.07.13 TUE


トミカをデスクに並べてみた。写真一番右の車両は、筆者が一目で気に入った「コマツ 対人地雷除去機D85MS」。ちなみに、歴代販売数の1位は「日野 はしご消防車」(271万台)で、やはり働く車が強いようだ
子どものころ、誰もが一度は遊んだミニカー「トミカ」が、今年で40周年! 累計販売台数は5億3800万台を超え、そのすべてを並べると地球1周分になるのだとか。子どもから大人まで、トミカが男ゴコロを刺激し続ける理由はどこにあるのだろう?

ということで、タカラトミーを直撃! トミカはすごくリアルですが、製作するうえでは実際の車体データを利用しているんですか?

「実際の車体をそのまま縮小すると、細長くて不自然に感じるんです。また、子どもがケガをしないように、とがっている部分は丸くする必要があって。なので、実車の雰囲気を残しながら、デフォルメをしているんです。そんななかで“何を省いて、何を残すか”と考えていくうちに、その車の本質が残るんだと思います」(トミカ開発チーム・山之内宏行さん)

車種ごとの魅力をシンプルに引き出しているともいえるわけか。それでは、40年で進化してきた部分は?

「デザイン的な部分でいえば、車体をかたどる金型の“継ぎ目”にまでこだわるようになりました。位置を間違えると車のラインが崩れてしまうので、継ぎ目をカーブさせることもあって。また目立たない部分ですが、昔は細かく作り込めなかった内装を、今は車種ごとに作っています。そして、安全面と強度の進歩も著しいですね」

クレーンのアームが動いたり、ドアが開閉したりというギミックも面白いが、例えば大型観光バスの「三菱ふそう エアロクィーン」は、車体側面の「荷物室」のドアが開閉する。こうしたギミックにも車の個性が表れており、そのこだわりに思わずニヤリとしてしまう。

「その車種がどう使われているもので、どんな理念で作られているのか。デザインやギミックで、それを子どもに伝えることも重要です。それに、なんとなく作っていたら、大人の鑑賞に堪えるものにもなりませんからね」

しっかり「走行テスト」も行っているのだそうで、あらためて手に取って遊んでみると、チョコンと押すだけでスッと前進する動作が心地いい。大人の趣味にもなるトミカを、デスクに飾って楽しんでみては?
(橋川良寛/blueprint)

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