本場の値段、ハウマッチ!

第8回 イタリア人が笑う!? 日本のピザ価格

2010.07.21 WED

本場の値段、ハウマッチ!


薄い生地が特徴のローマ風ピッツァ 画像提供/デノーラ 砂和子

本場ナポリでは1枚390円が相場!?



ピザの本場といえばイタリア。イタリアには、ピザ発祥の地・ナポリで生まれた生地が厚めのナポリ風と、薄くてサクサクな生地が特徴のローマ風があるそう。そんなイタリアでのピザ1枚の価格とは? 

と、その前に、私たち日本人が「ピザ」と聞くと1枚2000円前後の宅配ピザをイメージしますが、あれはアメリカで生まれたもの。そもそもイタリアでは、「ピザ」はアメリカ流のものを指し、本場イタリアのものはイタリア語PIZZAを正しく発音し、「ピッツァ」と呼ばれているのだそう。

「イタリアでは、熟練の職人さんが作る生地自体のおいしさを楽しみたいという人が多いので、ゴテゴテといろんな具をのせたものはあまり好まれません。それから宅配してくれるピッツェリア(ピザ専門店)もありますが、薪の窯で焼いた焼きたてをお店で食べる場合が多いです。また日本では、切り分けられた1枚のピザを何人かで分けますが、イタリアでは日本のサイズとほぼ同じ大きさで1人前。それをナイフとフォークで食べるんです」

と、教えてくれたのはインターネットサイト「All About」でイタリアガイドを行っている、イタリア在住のデノーラ 砂和子さん。では、その価格は?

「街やお店によって異なりますが、5~10ユーロ(約560円~約1100円)が平均的な価格でしょうか。本場ナポリに限っては3.5ユーロ(約390円)が相場だと言われています。発祥の地だけあり、街の人たちも値段設定については厳しい視点をもっているのではないでしょうか」
最近は“ピッツァの自動販売機”なるものも登場。4種類の具が選べて、価格は4~5ユーロ(約440円~560円)。わずか2分半で出来あがるそう 画像提供/デノーラ 砂和子
ちなみにイタリアではマクドナルドのセットも5.5ユーロ程度なのだそう。日本のお店で窯焼きのピザを食べようとしたら、1000円札の用意は必須なのに…。なんでそんなに安いの?

「むしろ日本の価格がちょっと高いかな?と思います。ピッツァの原材料は小麦粉、水、塩、トマト、チーズくらいですからね。イタリア人が日本での価格を聞くと『高すぎる!』と笑いますよ」

そう聞くと日本でももっと安くてもよいのでは?と思ってしまう…。

「ただ、イタリアはピッツァに欠かせない小麦やチーズの原産国でもありますから、その点では有利ですね。イタリアの代表的なチーズであるモッツァレラチーズなどは、日本では100グラム700円前後で売られていますが、現地では約半分ほどの価格ですしね」

単純に原材料の値段比較だけで高い安いを言うのも難しいところ。でも、現地では庶民的な価格なだけに、日本でももうちょっと安く食べられるとうれしいですよね。 本場での値段を知りたいモノなどありましたら、投稿ボタンからリクエストおねがいします

本場の値段、ハウマッチ!の記事一覧はこちら

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト