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漫画違法スキャンサイト停止 海外vs.日本で大論争

2010.07.30 FRI

噂のネット事件簿


アニメ!アニメ!ビズ」では、海外での出版展開や電子書籍などのオンラインビジネスへ悪影響がある、とマンガ出版社が判断したため、違法ファイルに対する姿勢が変化したのではないかと分析している ※この画像はスクリーンショットです
アニメ情報ニュースサイト「アニメ!アニメ!ビズ」によると、日本漫画の違法スキャン配布サイト最大手の「OneManga」が、7月末までに違法コンテンツの配信を停止することを決定したという。このニュースについて、国内外で議論の応酬となっている。

日本の「海外の反応とか」という海外ニュース翻訳サイトでは、「月間11億ビューを誇るモンスターサイトの事実上の敗北宣言」と題し、このニュースとともにサイト閉鎖を悲しむ海外のユーザーの反応を紹介。

「これは最悪よ!!!信じられない…何て言ったらいいのか…めっちゃショックよ!」
「率直に言って、これは全て出版社の方が間違ってるわ。皆が漫画を買わないのはとんでもなく値段が高いからだし、(漫画1シリーズに100ドル以上出せると思ってるの?)だからみんな他の方法を探してるわけで、多くの人が1つの漫画についていくだけの余裕が無いのよ。
彼ら(出版社)は大金を失うことになるでしょうね」

そしてそれを受けた2ちゃんねるでは、

「『無料で手に入れるのが当たり前』っていう感覚なんだろうな
世界中の漫画好きがこんな思考だったら漫画産業は終わってしまうわい」

などと意見を述べ合うことに。すると、今度は海外のアニメニュースサイト「Sankaku Complex」が、そういった2ちゃんねるの反応を「One Mangaの停止について、2ちゃんねるでは『外人の盗人どもを追い払ういい機会だ!』としている」と紹介した。そこでは、海外のネットユーザーたちにより、テレビは無料なのに漫画が有料なのはおかしいという意見など、漫画は無料でダウンロードできてもよいという意見が紛糾。

そしてその様子がまたもや2ちゃんねる上で報告されると、「そもそも娯楽作品を高いだの買えないだのってのは意味が解らない」とこちらも再び意見が噴出した。

ちなみに、『ドラゴンボール』のペーパーバックをアメリカで購入しようとすると、17.99ドル(表示価格)だとか。これには日本のネットユーザーも「たけぇ」としながらも、

「やる気がないならオタクなんかやめちまえ」
「プラス思考で、外人もこれを機に日本語を学べばいいじゃないかhahahahaha」
「原書買えばいいんだよ amazonで簡単に買えるんだから」

と、あくまで「日本語のものを海外の現地語で読むのであれば、高価であっても仕方がない」「それが嫌なら日本語を学ぶべき」というスタンス。2ちゃんねらーたちが日本の漫画文化に敬意と誇りを持っていることがうかがわれたのだった。

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