本場の値段、ハウマッチ!

第10回 アメリカの運転免許は取りやすい!?

2010.08.04 WED

本場の値段、ハウマッチ!


こちらは高速道路の様子。車の数も多いけど車線の数や幅もハンパない…。ちなみにカリフォルニア州は環境への取り組みが盛んで、ハイブリッドカーの所有率は全米1位を誇るそう 画像提供/CARBANK Inc.

なんと費用は日本のほぼ10分の1!



自動車大国といえばアメリカ。1世帯当たりの自動車保有台数は平均2台で世界一を誇るそう。そんなアメリカで運転免許を取得するには、いくらくらい必要なのだろうか…?

といっても、50もの州から成る広大なアメリカ合衆国のこと。費用や取得方法は州によって異なる様子。そこで今回は、全米一の人口を誇るカリフォルニア州の免許取得の費用を、現地在住の日本人に向けた自動車教習所を開いている「CARBANK Inc.」の広報・小川久美さんに伺った。

「カリフォルニアで免許取得までにかかる費用は31ドル(約2700円)です」

えー! 日本では20万円前後が相場なのに、どうしてそんなに安いの!?

「“車がないと生活できない、誰でも免許を取れるようにハードルを低く”という考えがあるからでしょうか。カリフォルニアでの免許取得はDMV(Department of Motor Vehicle)で筆記試験を受けることから始まるのですが、その際に申込金として31ドルが必要なんです」

他には一切かからないんですか?

「実技試験に落ちた場合のみ6ドル(約520円)の追加料金が発生しますが、それ以外はかかりません。筆記試験に合格すると、いくつのかの条件のもと路上で運転練習ができるようになり、自身で練習を重ねたのち、実技試験に挑みます。合格するとすぐその場で仮免許証をもらえて、その後、3週間ほどで本免許証が自宅に郵送で届くんです」 ちなみに、18歳未満の場合はDMV公認の教習所で30時間の講義と6時間の教習を受けることが義務付けられているが、これも費用は250ドル(約2万2000円)程度なのだそう…安っ!

ところで、この金額は現地の人にとってもお安いものなの?

「安いと思います。カリフォルニアの平均年収は約3万9000ドル(約340万円)なので、日本人のそれと比較すると少し低いですが、やはり31ドルは安いですね。日本人がバスや電車の定期を買うような感覚だと思います」

そう聞くと、いとも簡単に取得できそうですが、実技試験は決して容易ではないそう。また、一度免許を取得すれば、その免許でアメリカ全土を車で行き来できるようになるけれど、州をまたいで引っ越しをした場合は、国内といえども移住先の州のルールに従って免許の書き換えが必要に。カリフォルニアに移住してきた場合は、移住日から10日間以内にDMVに出向き、31ドルを支払って筆記試験を受けなければいけないそう。

免許取得の費用は意外なほど安いけれど、その後、免許を保持していくには、意外なところで出費がかさむみたいです。 本場での値段を知りたいモノなどありましたら、投稿ボタンからリクエストおねがいします

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