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コピペ防止システム 大学生の反応

2010.08.05 THU

噂のネット事件簿


卒業論文を手書きで仕上げたネットユーザーは、「手書きなら、他人の文章を写すだけでもそれなりに勉強になった」とも
以前、web R25で、論文のコピー&ペースト(以下コピペ)を発見する「コピペルナー」というソフトを紹介したことがあった。その後「コピペルナー」はバージョンアップするなど、論文のコピペ対策は精度を増してきているようなのだが、その対抗馬ともいえるシステムが開発されたという。

共同通信によると、同システムを開発したのは、阪南大学。リポートを3文章ずつに区切ってネットやほかの学生のものと比較し、60%以上の類似度と判定された部分を赤く反転させて指摘する仕組み。学生のリポートで実験したところ、5249件のうち4881件のリポートで検索システムが正常に稼働した。このうち約4割にあたる1994件でコピペが見つかったという。

2ちゃんねるでは、

「ためしに、教授陣の論文にもこの検知システムをつかってみぃ」
「過去の論文も確認して、学位など取り消すべきでしょ」

とコピペのまん延に嫌悪感を示す意見がでた。また、

「法学部のレポートとか論文なんて元々引用だらけなんだから意味ねーよこんなの
コピベでも一応内容がそれなりに伴ってれば 理解できてると判断してやれ」(原文ママ)」
「けっこう色んな論文を参考にするから、知らない間にコピペになるかも」
「というか引用を記せばコピペでもいいんじゃ?
ひさしく論文書いてないからそこらへんの作法忘れてるな」

と、「コピペ」と「引用」の境界に関しても、活発な議論が交わされた。

この「論文コピぺ」については、世界各国の大学教授たちが同じ悩みを抱えているらしいが、対応はさまざま。アメリカではアメリカ・アイパラダイムス社の「turn it in」という論文コピペ発見ソフトで事前にチェックして提出することが求められている大学が多い。一方、ニュースサイト「サーチナ」によると、スイスでも論文のコピペが問題となっていると報じられている。スイスをはじめ、カナダやベルギーでは、大学が個人の倫理観に訴えかけ、違反行為の阻止に乗り出している。

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