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北朝鮮公式HPが充実中 Tシャツ23.99ドルなど

2010.08.09 MON

噂のネット事件簿


トップページには金日成、金正日両指導者の肖像画がある。ビジネスパートナーの募集や旅行の案内などもトップで大々的に行っている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
近いにもかかわらず、謎に包まれた国・北朝鮮。だが、そんな同国には公式HPが存在し、意外と充実した内容となっていることをご存じだろうか。その内容は政治的なものから、エンターテインメントまで幅広い。

たとえばReunification(再統一)のページでは、南北に分断された朝鮮半島が再び一緒になることを望んでいることが示されている。そして、「朝鮮は独立した主権国家である。だが、南(韓国)は帝国主義者と米軍によって支配されている。韓国市民が北朝鮮を訪れようと巨大な(38度線の)壁を越えようとすると、その人は米兵によって殺されるだろう。韓国における『安全に関する法律』はあらゆる韓国市民が北朝鮮について語ったり読んだりすることを禁止しており、これを破るとその人は禁固刑の懲罰を受け、時には死刑にもなる」と北朝鮮のプロパガンダととれる内容が書かれており、何やら物騒な雰囲気だ。

そうかと思えば、「SHOP」コーナーでは、「朝鮮フォークソング3」(15ユーロ)、「朝鮮フォークソング1 アリラン」(15ユーロ)、「北朝鮮の国旗マグネット」(10個入り20.99ドル)、「北朝鮮国旗付き女性用VネックTシャツ」(23.99ドル)、「北朝鮮エンブレム付きマグカップ」(16.49ドル)などが販売され、こちらは穏やかだ。さらに、同国への旅行のあっせんや、旅行の写真なども公開されている。

また、同サイトでは、「KFA MEMBERSHIP CARD」というカードを発行している。KFAとはKorean Friendship Associationのことで、同サイトによると入会できるのは「北朝鮮に興味を持ったあらゆる人。人種、国籍、政治思想、宗教にかかわらず、KFAの目指すところに共感できる人」で、入会金は無料だ。KFAメンバーは積極的に交流し、北朝鮮と世界の国々との間に文化と友情を生み出しているのだという。問い合わせ用のメールアドレスも公開するなど、会員獲得に積極的な様子だが、会員数などはベールに包まれている。

日本とも様々な問題・因縁を抱える北朝鮮。サイトを見ただけでその素顔がうかがい知れる…とは思わないが、一面に触れることはできるかもしれない。

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