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妻が働くと夫もハッピー? ネット世論は如何に

2010.08.23 MON

噂のネット事件簿


山田昌弘教授は『パラサイト・シングルの時代』(ちくま新書)や『「婚活」時代』(ディスカバー・トゥエンティワン/白河桃子氏と共著)などの著書がある社会学者。時代の特徴をつかみ、絶妙なネーミングをすることにも定評があるとか ※この画像はサイトのスクリーンショットです
12日の東京新聞のコラムで、山田昌弘・中央大学教授(52歳)が内閣府・男女共同参画局の会議に出たときの発言が紹介され、ネット上で議論を呼んでいる。

男女共同参画とは、「男だから」「女だから」という概念にとらわれることなく、人が平等に扱われるようにしていこうという取り組みのこと。日本では、1999年にそのための法律が制定されている。

同教授は会議で、クロス・マーケティングと共同でおこなった「男性の消費」に関する調査結果を報告。それによると、収入に対する小遣いが、欧米は15%程度、中国は35%だったのに対し、日本は調査対象5カ国(日中米独伊)のなかで最低の8%だったという。

これに関して、教授が「既婚女性の職場進出を推進すれば、小遣いが増え男性もハッピーになり、内需も拡大し日本経済の活性化にもつながる」と結論づけたことに対し、2ちゃんねるに立てられたスレッドには、一日もたたないうちに1000ものコメントが寄せられた。

「妻が働く→妻の収入が増える→夫の立場がなくなる→夫はアンハッピー」
「妻が働く→生活費は夫の給料から、妻の給料は妻の遊びだけに→夫の小遣い変わらず→夫の昼食は298円弁当、妻はランチ(笑)」
「あほか。妻が働く → 妻の経済力が上がる → 妻、自立 → 離婚になるんだよ、アメリカみたいに」

などと、妻が働くと夫もハッピーかどうかについては、まだまだ懐疑的な様子。また、

「まず結婚できそうに無いので関係ない」
「妻が働けば、他の男の職場が減るのだが」
「妻の収入が増えても、妻の小遣いが増えるだけで、家計を養うのは夫の収入のみという現実…」

という切ない意見も散見された。
一方で、「これは正しい。 問題は、女の意識が遅れていて他人に依存して生きようとしている奴らばかりだからだ。 今時無職女を養うおめでたい男は少ない。」と教授の意見に賛同するコメントもありつつも、ごく少数。20代を中心に夫婦共働きを希望する男性が増えているという昨今の各種調査とは異なり、ネット上では独特の世論が形成されているようだ。

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