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店に関する口コミ情報掲載、どこまでアリ?

2010.09.14 TUE

噂のネット事件簿


「食べログ」ではエリア、ジャンル、予算で絞り込むことができるほか、点数ランキングなども算出される ※この画像はスクリーンショットです
平日の飲み会や週末のデートなどで使うお店の情報を、事前にインターネットで検索する人も多いだろう。そんな時に便利なサイトのひとつに「食べログ」がある。同サイトは、実際に店舗を利用した人によって料理などの情報が画像つきでアップされている、口コミグルメサイト。「料理・味」「サービス」「雰囲気」「コストパフォーマンス」「酒・ドリンク」の5つの項目でその店舗が採点されており、今年8月時点で全国約60万店、170万の口コミが掲載されている。

その「食べログ」を運営する会社カカクコムが9日、提訴された。佐賀新聞によると、佐賀市内の飲食店経営者の男性が、店舗情報の削除を求める訴えを佐賀地裁に起こしたというのだ。男性は、店の外装やメニューの内容を更新したにもかかわらず、食べログ内での情報が古いままなのは利用客に誤解を与えかねないとして、サイト側に再三削除を依頼したが受け入れられず、提訴に至ったという。

これに対し、カカクコム側は、答弁書において掲載内容は投稿時の客観的事実と合致し、最新の情報と異なる可能性があるので確認するよう注意書きも明記していること、そして「利用者は最新の情報ではないことを理解しており、内容も違法性はない」として削除に応じる必要はないとしている。

口コミサイトが提訴されるというのはあまり前例がなく、敏感に反応した2ちゃんねるでは複数のスレッドがたてられ、そのうち、もっともコメント数が多かったものでは2日間で7スレッド目(6000コメント以上)にのぼる勢いで活発な議論がなされている。そこでは、

「その店が過去にどんなメニューを出していたとか、どんなサービスをしていたとかいう情報も、その店を評価するに当たっては有用な情報だと思うけどな」

と、別に削除しなくてもいいのではという意見が少数ながらみられるが、おおむね

「掲載してほしくないと言っているところはさっさと削除すればいいのに」
「掲載するなら店の許可を得るのが常識ではあるな」
「飲食店の場合、掲載の是非は店側にあるべき、すべきだと思う」(原文ママ)
「嫌だって言ってるんだから削除すりゃいいだけのことじゃん
何をムキになってるんだかわかんね」

と、掲載するなら投稿者はマナーとして店側の許可を得、サイト側は店側から削除依頼があったら削除すべきだという声が圧倒的だった。「食べログ」に限らずユーザーの口コミで成り立つサービスは数多くある。この裁判の結果が、今後他の口コミ系サービスへ与える影響は少なくないだろう。

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