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スティーブ・ジョブズ極秘来日騒動がアニメ化!

2010.09.21 TUE

噂のネット事件簿


これは英語版。中国語が躍るオリジナルバージョンの動画は、英語版より長めに作られている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
9月14日発売『週刊SPA!』の、米アップル社CEOであるスティーブ・ジョブズの極秘来日報道が世界をかけめぐった。日本発のこのニュースは、わずか3日の間でアメリカのメディアから台湾のアニメーション・プロダクションまでが扱う世界的な大ニュースとなったのだが、ここまで話題が広がったのは、やはりジョブズ氏のカリスマ性と注目度によるものというべきか。

SPA!が報道したのは、ジョブズ氏が今年7月に家族で極秘来日し、帰国する際に空港でひと悶着あり、ジョブズ氏が係員ともめて「二度と日本に来るか!」と大激怒したというもの。なんでも、同氏がプライベートジェットにお土産の手裏剣を持ち込もうとしたところ、手荷物検査で係員から止められたというのがその理由だ。

このSPA!の記事をいち早くアメリカの「Bloomberg」がニュースサイトで報じた。Bloombergといえば、世界の最新金融情報サイトとして名高い、“堅い”メディア。同社が米アップル社に事の真偽を確認すべく話を聞いたところ、「スティーブが京都で夏休みを過ごしたのは事実ですが、空港でのやり取りはまったくのフィクション」といい、「彼は今回の日本滞在を楽しんだし、また日本に行くのを楽しみにしているよ」と広報担当者が答えたという。また、Bloomberg社は関西国際空港の担当者から、7月末にプライベートジェットに手裏剣を持ち込もうとした人物がいたことを確認したが、名前は明かされなかったと報じている。

Bloombergのこの記事は世界最大のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のFacebookで3000人がおすすめにあげ、米国でも大注目。SPA!公式ツイッターでは、同誌の記事が騒動を呼んでいることに対し、15日に担当編集者より「今回の記事は複数の国交省職員、関空職員、在阪大手紙記者の証言を基に作成しました。記事の内容に関しては真実であると確信しています」とつぶやかれているが、2ちゃんねるでも300以上のコメントが書き込まれる(16日現在)など、その真偽が大きな話題となっている。

16日には、台湾のNext Media Animation社によって、「Apple dismisses Jobs ninja story」(アップル社がジョブズの忍者物語を退ける)と題した3Dアニメが作られ、YouTubeにアップされた。同社はこれまでにも、タイガー・ウッズ選手などのパロディ・アニメを作って名を上げたクリエイター集団で、今回の動画は、京都、関空でのジョブズ氏が描かれ、最後にはジョブズ氏自身が忍者となって手裏剣を投げまくるというストーリー。英語版は早くも11万5000回を超えるほどの再生回数で、「すばらしい」「笑ったよ!!!!!」と絶賛されている。

日本から発信したニュースがアメリカのニュースサイトで取り上げられ、逆輸入のような形で再び日本でも話題になった今回の一件、ネット上では瞬時に話題が世界中を駆け巡ることを改めて実感するものとなった。

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