ネット界の“旬”なニュースをお届け!

Facebook上で育つ植物、ユーザーの過保護で根腐れ

2010.09.22 WED

噂のネット事件簿


Facebookのユーザーが育てる植物「Meet Eater」。オーストラリアの図書館に置かれているところを生動画配信されている ※この画像はサイトのスクリーンショットです 画像は9月20日時点
オーストラリアにある一見ごく普通の植物が、世界的な“有名人”となりつつある。というのもこの植物、世界最大のSNS「Facebook」のユーザー(有志)たちにより、共同で育てられているからだ。

「Meet Eater」と名付けられたこの植物、Facebookにアカウントを持ち、同ページを訪れたユーザーが「Like(いいね!)」ボタンを押してファンになったり、掲示板にメッセージを書き込んだりすると、自動的に水が与えられる仕組みになっている。「Meet Eater」の様子はページ上で常にリアルタイム動画配信されており、ユーザーは「Meet Eater」がどれくらい育っているかを随時確認することができる。

このプロジェクトを立ち上げたのは、オーストラリア・クイーンズランド大学の学生。ソーシャルメディアにおける人間行動の調査が目的だとのこと。

そんな「Meet Eater」だが、AFP通信が報じたところによると、かなり多くのユーザーに興味を持たれたようで、ファン数、掲示板への書き込み数ともに、想像を上回るものになったという。その結果、水を過剰に与えることとなり、2度ほど死んでしまったというのだ。ちなみに、ページ公開から約3カ月が経過した9月21日現在、「Meet Eater」のファンとなっているユーザーは8300人を超えている。

現在育てられている「Meet Eater」は3代目。初代と2代目よりも水に強い品種で、ユーザーのアクションによって与えられる水の量も減らされているとのこと。今後ユーザーからほうっておかれて枯れることはあっても、世話されすぎて死んでしまうことはなさそうだ。

古くは「たまごっち」から、メールを送ることでペットが育つ「ポストペット」、そして近ごろ大人気となっているモバゲーやGREEなどで提供されるソーシャルゲームまで、バーチャルで楽しむ育成系ゲームは数多く存在するが、ネットを介して本物の植物を育てる「Meet Eater」のようなケースはかなり珍しい。しかし、ユーザーが過保護になってしまうほどの人気となっているこの状況を見ていると、今後「Meet Eater」のような実際の生物を育てるソーシャルゲームが登場する可能性も低くはなさそうだ。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト