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国際テロ情報流出 ネット住民が不審点を指摘

2010.11.04 THU

噂のネット事件簿


流出したと思われる資料を公開していたサイト。本当に警視庁から流出した情報であるかどうかは不明 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
10月30日、警視庁の国際テロを取り締まる部門の内部資料と思われる捜査情報が、インターネット上に流出していたことが、FNNの報道によって明らかになった。

この手の事件の場合、Winnyなどのファイル共有ソフトを媒介とした「暴露ウイルス」に感染したことによる情報流出が多く、過去には自衛隊の機密情報や警視庁の暴力団関連情報などが、ネット上に流出し話題になった。今回の流出事件もこれらと同様にファイル共有ソフトのウイルス感染によるものと思われていたが、最初に流出したオリジナルファイルが見つからなかったようで、2ちゃんねるでは、

「オリジナルがでないと誰かが意図的にやったとかそんな気がするわ」
「ありえるね 今時キンタマ(編集註:暴露ウイルスのこと)に引っかかるのもおかしい」
「いつもならはじめは2chから騒ぎになる気がするんだけど…。2ch以外で独自にキンタマを監視してるところがあったのかな?」
「感染すると普通はウィルスや個人情報を色々取り込んだオリジナルファイルで流れるんだけどそれが見つかってないんだよ」

などと、事件発覚の経緯を不自然に思っているという意見が多かった。確かに、ネット上で情報流出が話題になる前にメディアが取り上げたという点で、今回の流出事件は珍しいケースともいえる。

今回流出した資料の一部と思われる情報は「WikileaksJapan」なるサイトで公開されていた(現在当該サイトは消えている。海外の機密情報公開サイト『Wikileaks』との関係性は不明)。しかし、誰がいかなる理由でこのサイトを開設したのかは、一切不明。また、ウェブ上で文書等を作成、保存できる「Google Docs」にも流出した資料と思われるファイルが存在しているが、これもまたどういう経緯で公開されたのか、あるいは本当に流出した資料なのかなどの詳細はまったくわからないままだ。

そんななか時事通信社は11月1日、「ファイル交換ソフトを通じてミスで流出したとするには不審な点もあるとして、警視庁は意図的である可能性も視野に調査」していると報じた。2ちゃんねらーたちが感じた「不自然さ」に当局も注目しているということのようだ。

なんとも不可解な点の多い今回のテロ情報流出事件。今後の展開に注目だ。

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