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テレビ番組ネット配信 流すべきかどうかで大議論

2010.11.26 FRI

噂のネット事件簿


『ピラメキーノ』が配信されるのは、京都府、大阪府、兵庫県、など32府県。もともとテレビ東京が視聴できる首都圏では配信されない。12月27日まで ※この画像はサイトのスクリーンショットです
4日、NHKが定例の記者会見で、テレビ番組のネット配信について前向きな姿勢を示し、複数のメディアが報じた。一方で、日本民間放送連盟(民放連)の広瀬道貞会長(テレビ朝日顧問)が19日の定例記者会見で、「お金と番組の質の点で、民放はネットでの放送はできない気がする」と述べたという。

双方の姿勢に対し、ネットでは議論が勃発。まず、民放連の姿勢に対して、

「視聴者のことは眼中にないと言わんばかりだなw」
「パソコンはあるけど、テレビがないっつー連中が増えているのに」
「なぜネットに流さないのか?
1、時間に縛られずいつでも見れる
2、録画機器がいらなくなる
3、国民は金を払う価値がある番組にだけ金を払える(有料映像
国民からすれば、これをやらない方がおかしい」
(以上原文ママ)

と、テレビ番組は基本的にネットに流すべきだとする意見。一方、

「(民放の立場としては、)要は受信料欲しさにweb配信を既成事実化するNHKに『何やってんの?』って非難してる訳。webにTVのビジネスモデルを持ち込むのは否、webで成立するビジネスモデルを構築すべきと言っているに過ぎない」
「民放連会長のおっしゃる通り
ネットに無駄なマルチキャスト(註:ネットワーク内で、複数の相手を指定して同じデータを送信すること)を流さないで欲しいものだ」

と、テレビを所有していれば視聴の有無にかかわらず受信料を払わなくてはならない仕組みを、NHKがネット配信にも適用しようとしているのではないか、という声や、ネット上にすべての番組を流すのは現実的でないと指摘する声があがった。

とはいえ、22日には、テレビ東京が子供向けバラエティー番組『ピラメキーノ』の放送エリア外におけるインターネット同時配信実験を実施。午後6時半の放送開始と同時に『ピラメキーノ』番組ホームページで「動画配信実験」として、期間限定で配信するなど、民放側も少しずつ動き始めているのは事実。

建前上は、ネット配信に対する姿勢の違いはあれど、NHKも民放も、新たな可能性を模索しているのは間違いないようだ。

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