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ニコ動類似サイト登場で日中動画サイト戦争勃発

2010.12.01 WED

噂のネット事件簿


これがニコニコ動画そっくりの「ビリビリ動画」。「ビリ動」は「我々のシステムはニコニコとかなり違っています」と述べている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
先週、ニコニコ動画(以下「ニコ動」)にそっくりな動画サイト「ビリビリ動画」(以下「ビリ動」)が登場し、ネット上ではちょっとした「日中動画サイト戦争」が起こっている。

このビリ動がネット上で紹介されたのは先週後半のこと。サイト内で使用されている言語から中国系のサイトと思われるこのビリ動は、ロゴやトップページの雰囲気からしてニコ動にそっくり。動画を視聴してみてもコメントが入れられるなど「ニコ動のパクり」との指摘は免れ難い作りとなっている。

これが個人ニュースサイトなどで紹介されると、ネット住民が大挙してビリ動を訪問し、「パクってんじゃねー」「中国乙」「ニュー速からきました」など、いわゆる「荒らし」を日本語で実行。するとビリ動側はすぐに、

「我々のサイトはただの趣味に応じて設立した個人的なサイト」
「ウェブサイトを設立する目的は中国にACG(アニメ、コミック、ゲームの頭文字)の交流の場を作ること」
「プログラムの面で我々はニコニコの形式の上で自分のイデアや概念をくわえたのです。我々のシステムはニコニコとかなり違っています」(原文ママ。いずれも抜粋)

という日本語の声明文を発表したうえで、

「しつけのいい日本人はそうのようなことはしないと思っている我々にとっては残念なことです」(原文ママ)

と「荒らし」を非難し、対決姿勢を明確に打ち出した。

現在、ニコニコ動画ユーザーが編集する「ニコニコ大百科」には、すでにこの「ビリビリ動画」がキーワードとして登場しており、解説を投稿した編集者からは

「驚くべきことに動画サイトとしての品質はかなり良く…」
「日本の10倍の市場規模がある中国ではニコニコ動画を超えるサイトに化ける可能性を秘めている」

など、ビリ動のポジティブな可能性も述べられている。ほかにも、実際に閲覧したユーザーからは、高画質の画像が多いところなども高評価を得ているようだ。しかしいかんせん現在のところ、ニコ動の構成にあまりにも似ており、今後の展開が注目される。

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