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『KAGEROU』初版・希少訂正版 ヤフオクで活況

2010.12.22 WED

噂のネット事件簿


21日現在、最も多く入札されている商品の最高額は「600円」 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
発売翌日に25万部の増刷が決まり、68万部を発行することになった水嶋ヒロによる小説『KAGEROU』は、Amazonのレビューが大荒れするなどネット上で話題を呼んだが、活況の舞台はYahoo! オークションにも移っている。

21日11時現在、Yahoo!オークションには『KAGEROU』にまつわる出品が246 件。書籍のみならず、新聞広告や水嶋ヒロの新聞インタビューなどまでも出品されている。書籍では、初版の誤植版(社員総出で訂正シールを貼ったとされるバージョン)が「【KAGEROU】[初版本]齋藤智裕[水嶋ヒロ]/希少訂正版!!!」として、即決価格(註:その金額以上であれば、一発で落札できる価格)5000円で出品される例も。

定価は1470円だが、Amazonでは現在品切れ状態で増刷分の入荷が12月24日予定ということもあり、2205円や2000円といったプレミア価格で新品を転売する人も登場している。1470円で出品するものの、「即決価格」を2倍の2940円にする人も。

だが、あまりに出品が多かったこともあり、定価以上の値付けをしている出品者にはまるで入札が行われておらず、「1円」から始めた人への入札が増える事態に。実際は、500~700円での値付けでの入札が多くなっている。

また、前出「希少訂正版」だが、Amazon上では1円から開始しているものに関しては、即決価格2000円ながら12件の入札で200円に上昇している。「希少」とはいいつつも、この訂正版は6000部刷られたとの報道もあり、これが事実だとすると、市場には一定数流通していることになり、Yahoo!オークション上の「5000円」はやや高いかもしれない。

Yahoo!オークションといえば、昨年5月、新型インフルエンザが流行の兆しを見せた際に大量のマスクを定価の16倍で売り抜けた人が大儲けをした例があった。ところが、そもそも流通数が多いためか『KAGEROU』転売で儲けようとするのはなかなか難しいようだ。

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