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スレ立てパス流出で2ちゃんねる崩壊寸前騒動

2011.01.12 WED

噂のネット事件簿


「記者キャップ」のパスワードが流出したことにより、スレッド乱立の被害にあったニュース速報+板。11日午後3時現在、「キャップ」の機能は停止中でスレッドが立たない状態となっている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
1月6日の夕方4時から6時くらいにかけて、2ちゃんねるのニュース速報+板、芸能・音楽・スポーツニュース速報+板(芸スポ+板)などで、多くのスレッドが削除されたり乱立する事態が発生、「2ちゃんねる崩壊か?」と騒ぎ立てられた。

ニュース速報+板や芸スポ+板など一部の板では、スレッドの乱立を防ぐため、運営側から「記者ボランティア」と認められたユーザーしかスレッドを立てることができない。「記者ボランティア」には「キャップ」という一種のIDのようなものが与えられているが、そのパスワードが漏れてしまったことが今回の騒動の大きな原因となっている。

「キャップ」とは、2ちゃんねるに投稿する際、それが本人のものであることを証明するための機能で、メール欄にパスワードを入力することによりキャップで確認されたことを表す「★」の入った名前が表示される。記者ボランティアのほか、スレッドを削除する権限を与えられた「削除人」にも独自のキャップが与えられている。

これらキャップのパスワードが流出しただけでなく、スレッド削除ツールが何者かの手によって公開された結果、今回の騒動に及んだというわけだが、同時に外部からのアクセスで板の移転やhtmlの書き換えが可能だったことも発覚。ある板にウェブブラウザでアクセスすると別のサイトに飛ばされたり、妙なメッセージが出てきたりするなど、外部からの改変によるものと思われる現象がいくつか見られた。

ネット上で伝えられている情報によると、あるユーザーが削除人の作業ログのなかからパスワードらしきものを発見したことが発端だという。その後、別のユーザーがそのログを解析するなかで、2ちゃんねるのサーバー内のファイルに外部からアクセスできることを発見したとのことだ。

無法地帯と化してしまった2ちゃんねるに対し、スレッドの乱立・削除については記者キャップのシステムを停止することで対応。そのため芸スポ+板などでは11日の午前4時現在スレッドが立てられない状態が続いている。一方のニュース速報+板では、特定のキャップのみが有効となり新しいスレッドも立てられていたが、10日の午後9時以降再び新しいスレッドが立たなくなった。

また、11日午前2時ごろから6時ごろまで、実況系の一部の板をのぞいて、多くの板で新規書き込みができない状態となった。その原因は不明だが、2ちゃんねるの完全復旧までには、どうやら時間がかかりそうだ。

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