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Baiduライブラリ 出版社の削除依頼に対応中

2011.02.04 FRI

噂のネット事件簿


「文学・小説・書籍」ジャンルでは1万件以上もの登録冊数(3日現在) ※この画像はサイトのスクリーンショットです
1月28日、中国発の検索エンジン「百度」(バイドゥ)の日本法人・バイドゥが提供するソーシャルライブラリーサービス「Baiduライブラリ」が9000冊以上の小説をそろえた「名作コーナー」 を公開したことが発表された。

Baiduライブラリは、ユーザーがファイルを公開することが可能で、28日の「名作コーナー」開始発表と同時に「1ファイルにつき10MBから50MB に容量増加」「会員登録不要でもダウンロード可能に」といったアップデートも発表された。

だが、アップロードされたデータのなかに『ドラゴンボール』や『ゴルゴ13』といった著名な漫画が入っていたことなどに仰天した著名ブロガーの切込隊長が「コンプライアンスという単語を知る者であれば誰もがイナバウアーしてしまいそうな新サービスが百度から。大丈夫なのか、というか、大丈夫じゃなさ過ぎて本気でヤバイ。私が権利者なら今日にでも弁護士事務所へゴーという感じの、凄まじい逸品に仕上がっております」と2月1日にブログで指摘。

これらを各種ニュースサイトが報じることとなり、掲示板なども騒然。1日には、許諾なく作品をアップロードされたとして講談社がバイドゥに抗議し、削除しない場合は法的措置を取ることも検討するとした。

バイドゥの広報に、この件について出版社に許諾を取っているか問い合わせたところ、

「出版社様よりの削除の要請に関しましては、ただいまドキュメントを確認し、順次削除対応中でございます。Baiduライブラリに関しては、サービスの利用規約で著作権を侵害するドキュメントの投稿禁止をご説明しており、また著作権侵害物をチェックするシステムも導入しておりました。今後は、システムの強化、 及びご利用者様への規約の周知を徹底していきたいと存じます」

との返事が来た。また、問い合わせ窓口はもともと用意してあり、著作権者からの申し立てがあった場合は対応してきたとも説明している。

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