ネット界の“旬”なニュースをお届け!

猪瀬副知事「コミケはOK!」にネット住民の不満炸裂

2011.02.18 FRI

噂のネット事件簿


ネット住民にあおられ、感情丸出しで不快感を示した猪瀬氏。なお、ツイッターでは東京メトロと都営地下鉄の経営統合問題についても積極的につぶやいているので、こちらも注目したいところ ※この画像はサイトのスクリーンショットです
昨年12月、過激な性描写を含むアニメや漫画の販売を規制する「東京都青少年健全育成条例」の改正案が都議会を通過し、改めてアニメや漫画のあり方に注目が集まっているが、13日、東京都の猪瀬直樹副知事が「コミケは都条例には含まれない」とツイート。この発言が様々な波紋を呼んでいる。

まず13日、猪瀬氏はツイッターで「コミケは祝祭空間であり、『自治共和国』としての森川嘉一郎氏のガバナンスがしっかりしているので都条例の対象とならない」(編集部註:実際、森川氏自身は「コミックマーケット準備会のスタッフではなく、サークル参加者」であるとツイッターで発言している)とつぶやいた。そして15日、ツイートへの反響が大きいことから、

「『同人誌』を自作し、同人間で交換したり、年に数回のコミケで販売する行為は『社会通念上、事業の遂行とみることができる』とはいえないことから、コミケ出展者は『図書類の発行・販売を業とする者』に当たるとはいえず。条例の対象とはならない」

と、その理由を説明。コミケは規制しないことを明言した。

しかし、大喜びなのかと思いきや、むしろ憤懣(ふんまん)やるかたないといった雰囲気なのがアニメ・漫画好きのネット住民たち。猪瀬氏のツイートに対し、「さっすがー猪瀬様、話がわかるぅ」という歓迎の声も一部にはあったものの、大部分の意見は

「条例定めた側がこんなへりくつみたいなこといってどうすんの」
「会場から出ると捕まる可能性大」
「何か祝祭空間だよw」

と、シニカルなものばかりだった。それもこれもすべては、彼らの間に、先の都条例改正案への不満があることに由来する。

しかも、ツイッター上では猪瀬氏の発言を一部変更し、「猪瀬直樹『コミケは祝祭空間だから都条例の対象とならない。変態同人誌を売買しまくってもいいよ』」とツイートする者が登場。このツイートが猪瀬氏の目にも触れ、「こういう卑怯な人間がデマを飛ばすのでみな厭になるんだよ。『変態…』以下は捏造」と不快感をあらわす事態に至り、かくして今回の一件で猪瀬氏は、「コミケを規制しないことを宣言したのに、ネット住民にあおられる」という非常に損な役回りを請け負った。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト