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ネットで調達「母乳」でアイス お味は?

2011.03.03 THU

噂のネット事件簿


母乳を使い、アイスクリームを作っている様子。店主の言うように、たしかに材料は「オーガニック」!? ところが、現在レストランのあるウェストミンスター区当局は、ほかの人の体液から作られた食べ物は、ウィルス感染を引き起こす危険性があることから、店頭から母乳アイスを撤去し、安全性をテストすることを決めたという ※この画像はサイトのスクリーンショットです
ロンドンのアイスクリーム店が、母乳でつくったアイスを販売。母乳という原材料もさることながら、発売直後に完売したことで話題になり、世界各国をかけめぐる注目ニュースとなっている。

このアイスの名前は、「ベビー・ガガ」。胸の部分が飛び出ているワンピースなど、歌手のレディー・ガガが着るような奇抜なコスチュームのウェイトレスがアイスを提供しているが、店内はふつうのアイスクリーム店と変わらない。値段は14ポンド(約1800円)だ。

イギリスのネットニュースサイトITNExtremeによれば、販売したのはロンドンの「ICECREAMISTS」。オーナーのマット・オコナー氏は、「子どもに食べさせて安全なものなら、アイスクリームにしても大丈夫なはず」と、母乳アイスを考案。母乳の入手方法として、インターネット上に「母乳を売ってください」という広告を掲載し、10オンス(約300ミリリットル)につき15ポンド(約2000円)で母乳を買い取ることにしたところ、この広告にまず15人の応募があり、その後も続々と申し出があったというのだ。

作り方は母乳にバニラ、レモンを混ぜるというシンプルなものだが、実は母乳でアイスクリームを作るという発想は、けっして新しいものではない。2008年、アメリカで創設された世界最大級の動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会」(PETA)がアイスクリーム会社に、牛乳ではなく人間の母乳を使った製品を作るよう求めたことがある。母乳を使うことで乳牛を不当な扱いから守ることができ、反対意見にも「人間がほかの生き物のミルクを消費している異常さよりはましだ」と主張したという。

しかし母乳アイス、実際のところ味はどんなものなのか? これも気になる人は日本にも昔からいたようで、2006年には30代のSE・インギ皇子さんが中心となっていろいろな実験に挑戦するサイト『インギ皇子の実験』で母乳アイスづくりに挑戦していた。インギ皇子ほか5人のメンバーは、さまざまなフレーバーのアイスクリーム作りを続けて、「しらす」「たこわさび」「ひじき」など通常のアイスでは考えられないような材料で作った後、最後に母乳アイスに挑戦。これを作るのは長年の夢だったそうで、子育て中の知人から冷凍パックで送ってもらった母乳を元に、アイスクリームを作っていく工程が明らかにされている。

試食した感想は「うわぁ~~~これまっずーーーー!!」「まだティッシュの方がおいしいよ!」と、イメージとかけはなれていたようで、その味を「鮮度の悪いレバーと言うべきかもしれない」と表現している。インギ皇子氏は、「これから今まで一番不味かった料理は何ですか?って言われたら 一生『母乳アイスクリームです!』と胸を張って答えるだろう」とコメントしている。

さて、今回話題になった母乳アイスのほうのお味はどうだったのだろうか?

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