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義援金の相場は3万6000円が適正?

2011.03.18 FRI

噂のネット事件簿


こちらはYahoo!が行っているネット募金。すでに10億円以上集まっている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
東北地方太平洋沖地震の被害の深刻さが明らかになるにつれ、義援金を送る動きが活発化している。ファーストリテイリングの会長兼社長の柳井正氏が個人資産から10億円を寄付することを表明、またアイドルグループのAKB48も5億円、元ライブドア社長の堀江貴文氏が100万円など、大型の寄付が相次ぎ、個人からの寄付金も増えている。そんななか、コピーライターの糸井重里氏が提起した「義援金の相場」はどの程度か、という論点をめぐってネット上で活発な議論が展開されている。

議論のきっかけになったのは、糸井氏が13日にツイッターで提起した意見。糸井氏は、「少額の寄付は経費で消えてしまう」ことを理由に、「お祝いだとか、お悔やみだとかにも相場がある。たとえば、『(寄付の相場は)じぶんひとりを3日雇えるくらいのお金』と考えたら、どうでしょうか」(要旨抜粋)と述べ、より多くの額を寄付することを提案している。

すると、糸井氏自身も「反論も攻撃もくると思いながら言ってます」「言いにくいことを言いました」と語るこの提案には、ネット上でも様々な意見が飛び交った。

「私もまったくその通りだと思います」
「分かりやすい指針をありがとうございました」

と、賛同の声が上がる一方、

「少額の寄付でも受け付けているのであれば、寄付する側が経費の心配までするのはナンセンス」「小銭が意味が無いというのはちょっと乱暴かと」

と、糸井氏の意見に同意しかねるコメントも少なからず寄せられ、議論は続いている。

なお国内外の調査によると、一人当たりまたは1世帯あたりの年間平均寄付支出額は日本が1万3460円(2009年)、アメリカが1940ドル≒15万円(2009年)、イギリスが372ポンド≒4万7000円(2008年)となっている。また、寄付をした個人または世帯の割合は日本が34.0%(2009年)、アメリカが65.5%(2009年)、イギリスが54.0%(2008年)と、3カ国のなかでは、「寄付金額」「寄付する人」共に日本の少なさが目立つ。

平成19年度の国税庁のデータによれば、日本人の平均年収は437万円。437万円÷365×3≒3万6000円が糸井氏の提唱する額になる。この相場、読者のみなさんはどう思いますか?

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