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震災時「Twitter」と「Facebook」は使い分けていた

2011.04.07 THU

噂のネット事件簿


IMJモバイルは地震発生後、利用きっかけの増加と、「非常時の連絡手段」という新しい利用開始目的が加わったことによって、ツイッターの利用者が今後急増することを予想 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
東日本大震災発生時、電話回線が不通になるなか、web R25の読者のなかにもTwitter上での各メディアのアカウントや知人のつぶやきから帰宅困難者受け入れ施設を知ったり、鉄道の運行情報を入手したりした人も多いだろう。そんな震災後72時間のSNSの使い方について、デジタルマーケティング会社であるIMJモバイルが3月末にインターネット調査を行ったところ、興味深い結果が明らかになった。

それによるとTwitterやFacebookを地震発生時に利用した際、「役に立った」「やや役に立った」と感じた利用者はそれぞれ79%、62%となっており、SNSが高く評価されていることがわかる。また地震発生後のTwitterとFacebookの利用内容を尋ねたところ、最も回答が多かったのは、Twitterが「情報収集」で83.5%。Facebookは「友人、知人の状況確認」が56%となり、利用者が目的別に使い分けている姿が浮き彫りになった。

この2つの使い分けについて株式会社IT経営ワークスの本間卓哉氏は、Twitterは匿名アカウントの場合も多く、誰からなのかよくわからないため確認をとるのは難しい部分があったが、Facebookの場合は「実名制」で安心できるため、スムースに安否確認や的確な情報共有をおこなえた経験を報告している。

また、IT企業社長の小川浩氏は自身のコラムで、Twitterは情報を拡散させることに長けたメディアであり、Facebookは時系列だけではないコメントの見せ方をすることからパニックに対する耐性があることを指摘したうえで「事件発生直後はTwitterにユーザーの関心は集まり、今度は徐々にFacebookで少し腰を落ち着けて情報を整理する、という動きをしているようだ」と分析。

「Twitter」と「Facebook」というふたつのSNSの存在が、今回の東日本大震災で大いに活躍したことは間違いなさそうである。

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