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東京電力のサイト訪問者数 震災前の10倍強に

2011.04.12 TUE

噂のネット事件簿


震災後大きくサイト訪問者数を減らした価格.com。ただし、前年同月比では利用者数は増加している ※この画像はサイトのスクリーンショットです
東日本大震災の発生から約1カ月が経ち、震災前後の各サイトの訪問者数の増減が明らかになってきた。未曽有の災害は、インターネットの利用動向にどのような変化をもたらしたのだろうか?

まず、サイトの訪問者数が激増したのはライフライン関係。ネットレイティングスによる3月29日の発表の調査によれば、震災直前週の2/28~3/6と震災発生週の3/7~3/13を比べると、東京電力のサイト訪問者数が震災直前週より950%増になったのにはじめ、東京メトロが493%増、日本道路交通情報センターが325%増、気象庁が244%増など、いずれも訪問者数が大幅に増加した。

このほか、日本経済新聞(112%増)、ロイター(104%増)といった報道機関、さらにTwitter、Skype、Facebook、ニコニコ動画、mixiなどもすべて訪問者数は増加。また、157%増と存在感を発揮したのが動画共有サイトのUSTREAMで、この結果についてネットレイティングス社は「地震発生後まもなく、NHK総合テレビで放送している地震速報が配信され、テレビ視聴のできないオフィスユーザーの閲覧」が増えたと分析している。

一方、訪問者数が減少したことを発表したのは、価格比較サイトの『価格.com』、およびグルメサイトの『食べログ』を運営するカカクコム。同社が5日に発表した3月の利用者数報告によると、『価格.com』はページビューが前月より-4%、利用者数が-4%、『食べログ』は、ページビューが-11%、利用者数が-9%となっている。2010年3月の数値を見ると、同2サイトのページビューや利用者数が増えていたことを考えると、「買い物をしたり、外食をしたりする気になれない」という国民的な空気が、実際の数字として如実に表れたといえる。

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