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Ustに対抗? YouTubeが動画生配信を開始

2011.04.14 THU

噂のネット事件簿


YouTube Liveで生動画配信されている『LIVE PM Safari』。南アフリカの動物保護区を車で移動しながら、野生動物の映像を配信している。動画の横にはコメント欄があり、リアルタイムで投稿されたコメントが反映される ※この画像はサイトのスクリーンショットです
動画配信サイトYouTubeは、動画ライブストリーミングサービス「YouTube Live」を4月8日からスタート。まずは「パートナー」と呼ばれる一部のユーザーが、自分のチャンネルで動画の生配信をすることが可能になった。

動画の生配信サービスといえば、「Ustream」や「Justin.tv」などのサービスがすでに存在しているが、1日に20億回以上も動画が再生されているYouTubeが生配信に参入するとなれば、既存のサイトに与える衝撃も小さいものではないはず。昨年9月にYouTubeは、2日間にわたって生配信の実験を行っているが、当時のネットでの反応を見てみると、「ついにきたか」「ようつべの規模がでかすぎて後発でもあっという間にトップの配信サイトになるんだろうな」などの意見が多く、やはりYouTubeの生配信開始によるインパクトを予想するネット住民が多かった。

動画生配信サービスといえば、忘れてはならないのが「ニコニコ生放送」。しかしながら、基本的に日本国内向けのサービスだということもあり、「ニコニコは完全にガラパゴス化してる」「ニコ生は完全に独自の村社会を形成してる」という理由から、YouTube Liveと競合しないだろうとの意見も多かった。確かに、「生主」あるいは「生放送主」と呼ばれる個人ユーザーによる動画配信が多く、それぞれがコミュニティーを主催するなどSNS的機能も持ち合わせるニコニコ生放送については、そう簡単に別のサービスにユーザーが移行するようなことには、なりにくいかもしれない。

現在、YouTube Liveで生動画配信されているのは、インドの「クリケット」プロリーグの試合、野生動物に関するチャンネル「WildEarth.tv」による南アフリカの動物保護区の中継、格闘ゲーム『モータルコンバット』のゲーム番組など。現時点では一部のユーザーのみに生配信が許されているため、まだまだ番組が充実しているとはいいがたいが、ツイッターを見ると「ついに本命ですか。TVの枠組み壊しちゃうかもねぇ…」「とうとうきたけど、結局ダダ流し状態ならニコ生にはとって変われないかなぁ。番組配信始まったらTV局には脅威かも」(原文ママ)などの意見が寄せられており、ほかの動画サイトだけでなく、テレビとの競合を指摘する声も多いようだ。

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