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Amazon「ほしい物リスト」物資需要と供給のマッチング

2011.04.15 FRI

噂のネット事件簿


AmazonJAPAN社長にツイートした@TwitTaku氏はサウスカロライナ在住とのこと。国境を越えた拡散により実現したサービスだ ※この画像はサイトのスクリーンショットです
被災地への物資支援は様々な形でおこなわれているが、大手通販サイトAmazonでは避難所の欲しい物に対し、ユーザーがギフトとして購入・配送できるサービスを始めている。

このサービスは、そもそもTwitter上で発案されたもの。7日、あるユーザーが「避難所でアマゾンのアカウントをとる→ほしい物リストを作る→公開→全国の人がそれを見る→見た人が贈り物として購入→アマゾンが届ける」とアイデアをツイートすると、共感したユーザーにより次々にRT(引用拡散)されていくなかでAmazonJAPAN社長であるJasper Cheung氏のもとに届き、9日午前、氏が快諾。6時間半後の同日夕方には見事そのシステムを整えたのだ。

その後、AmazonJAPANは、まず陸前高田市消防団高田分団の「ほしいものリスト」を公開。続いて石巻市雄勝町明神避難所、仙台市宮城野体育館のリストが公開された。14日8時現在、希望のものは一時的にそろったのか、陸前高田市と明神避難所のリストには商品がないが、アマゾンギフト券を贈ることは可能のようだ。一方、4月14日現在、仙台市宮城野体育館のリストには簡易トラベルスリッパ、シャンプー、キャンピングセットなど4商品があがっている。「欲しい数量 100 受け取った数量 32 優先度 高」などといった状況も表記されており、送りすぎて現地で余るのではないかという心配もなさそう。

この取り組みは、政府による間接的な供給では対応しきれない各避難所単位での救済に対応できるとしてFacebookの「東日本大震災 避難所救済ページ」でも紹介され、各地の避難所へアカウントを取得するよう呼びかけられている。実際に購入し、物資を贈ったという人からはJasper Cheung氏に「Thank you so much for the great idea. I've bought a set of camping dishes. I feel very happy now.」(素晴らしいアイデアに感謝します。キャンピングセットを購入し、今とても幸せな気分です)などの声が寄せられており、贈る側も現地の役に立っているという実感が湧く様子。今後のウィッシュリストに注目が集まる。

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