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震災関連「地図」が多数登場中 個人も積極展開

2011.04.15 FRI

噂のネット事件簿


マピオンの「トラック通行実績情報マップ」。青い部分は大中型トラックが通行できた場所で、緑は小型トラックが通行できた場所を意味する ※この画像はサイトのスクリーンショットです
東日本大震災発生後、ネット関連企業は続々と被災地の「地図」にまつわるサービスを展開している。一方で、個人も地図や道路事情に関し、積極的に情報を発信しているようだ。

まず、地図サイトのマピオンは、災害時にみるべきサイトの「まとめサイト」のようなリンク集を作っている。例えば、「災害に関する情報」「ライフライン」(“gogogs 災害時ガソリンスタンド情報”含む)「交通運行情報」「安否確認」「(各自治体の)Twitter」、そしてマピオンが提供するサービスへとリンクが貼られている。マピオンのページでは、「東京電力サービスエリアの計画停電エリアマップ」、退避範囲30km圏内を地図上に示した「福島原発の待避範囲30km」、「トラック通行実績情報マップ」、「被災地の航空写真」がある。

このなかで「トラック通行実績情報マップ」データは、いすゞが提供しているもの。同社は高度運行情報システム「みまもりくんオンラインサービス」を搭載した車両から収集したデータを通行実績としてマピオンに提供しているのだ。

また、ユビークリンクはAndroid対応アプリ「通れた道路マップ」を無料で提供中。上記「トラック通行実績情報マップ」と同様に、通れた道を表示した地図だが、更新タイミングを24時間から4時間ごとにリニューアルし、「直近」の道路状況を知ることが可能となった。

また、個人が投稿した写真や動画などから、道路状況を探る動きも出てきている。フェイス・ソリューション・テクノロジーズが提供するAndroidアプリ「Twitflow(ついふろ)」は、ツイッターに投稿された画像を検索できるサービス。たとえば、「川」と入力すればさまざまな川の画像を見ることができるが、知りたい場所(避難所等)の状況を見たい場合、もしその場所がキーワードつきで投稿されていれば検索できるという。

個人での積極的な情報発信は、画像だけにとどまらない。YouTubeのfrontiersawadaさんのチャンネルでは、「大槌町役場前の現況を動画撮影しました。4/10」「釜石市鵜住居地区にある防災センターの現況4/10」など、釜石市を中心に現地の状況がさまざまな角度からわかる動画がアップされ、なかなか報道されない同市の状況を知りたいという人から感謝の言葉が寄せられている。frontiersawadaさんは、これからも復興していく被災地の情報を発信していくとのことだ。

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