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被災地の動物たち ネットでつなぐ救出の手

2011.04.19 TUE

噂のネット事件簿


18日7時現在、「アニマルファインダー」には700件近い情報が登録されている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
日本マイクロソフト社は14日、ポータルサイトMSN内において、「ペットサーチ」サービスを開始した。被災したペットを探したい人・飼い主になりたい人に向けたもので、動物保護関連団体らが被災地で保護したペットの画像、保護した場所、大きさや特徴などを犬・猫別に掲載している。

これまで被災地では、財団法人日本動物愛護協会、公益社団法人日本愛玩動物協会、社団法人日本動物福祉協会、社団法人日本獣医師会の4団体が、震災当日から「緊急災害時動物救援本部」を設置し、被災地の動物の保護にあたってきたが、飼い主とどう連絡をとるかが課題となっていた。同サービスによって飼い主との連絡手段が確保でき、飼い主はメールを送ることでペットを保護している団体と連絡をとることができる。また、飼い主が現れなかったり、避難所生活などでペットを飼育できない場合は、ペットを保護する各団体が新しい飼い主を募集することもできるようになった。飼い主になることを希望する人は、「ペットサーチ」のサイトから各団体に問い合わせることができる。

一方同日、Googleも「アニマルファインダー」を開始。こちらも被災したペットの消息情報を登録・検索できるが、異なるのは「ペットサーチ」が個人での登録は受け付けず、事前に登録した団体などしかペット情報を入力できないのに対し、「アニマルファインダー」は誰でも入力できるという点だ。

このサービスは、震災後に被災者の消息情報確認ツールとして「パーソンファインダー」を公開したGoogle社に、3月21日、あるネットユーザーがブログ上で「アニマルファインダー」の開発を呼びかけ、電子署名を集めて運動を起こした結果、同社が実現したという経緯がある。

その後もこのツールが主体的に運営するツールとしてその役割を広げつつあるようだ。例えば、ユーザーがネット環境がない人からの情報を入力するボランティアをネット上で募集したり、ユーザーの要望によりマニュアルの改善などもおこなわれている。

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