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片岡K監督が語る ツイッター発映画・ツイルムの魅力

2011.04.21 THU

噂のネット事件簿


片岡K監督(右)と主演女優の星野優花さん(左)。片岡K氏によると、「今回は胸がキュンキュンくるような切ない恋を描こうと思ってる」とのこと。なんと全編セリフなしの無声(?)映画だそう ※この画像はサイトのスクリーンショットです
昨年、役者やスタッフをすべてツイッターで集めたツイッター劇団「ツイゲキ」を結成し、11月には『FUKENZEN』を上演。テレビでは放送できない内容が話題を呼んだTV演出家・片岡K氏が、ツイッタープロジェクト第2弾として「ツイルム」を始動している。

片岡K氏は「しがらみが多い商業映画では決して出来ない映画を創り上げる」といい、キャストやスタッフ、出資者などすべてをツイッターで集める。17日に行なわれた出演者オーディションでは、片岡K氏は「しまった。応募要項に『人間以外ダメ』って書き忘れた」とツイートしながら、一緒に映画を作っていく「ツイルム倶楽部」メンバーとともに10名を選出。結果、犬を含む厳選されたキャスト陣(9人+1匹)が選出された。

ツイゲキに続き今回も、ツイッターだけでキャスト・スタッフを募集することについて、片岡K氏は「ツイッターは、フォローしておくだけで相手のキャラクターがジワジワ伝わってくる」と語る。ただその一方で、「ツイゲキの時は『奇跡の1枚』としか言いようのない写真をアイコンにした女優志望の人にずいぶん騙された。なかなかアイコンを変えない人は怪しいです」と、ツイッターならではの苦労もあったようだ。

前回のツイゲキは劇場での公演だったが、「ツイルム」は映画を上映するという発表形式をとる予定。この違いについて氏は「劇団をやってみて残念だったのは、遠方に住んでいる人に観てもらえなかったことだった」という。そして「劇団が地方公演をやるには移動だけでもかなりの金がかかるが、映画はフィルム一本持ってボク一人が行けば北海道だろうと沖縄だろうと、何なら海外の人にだって見せられる」と映画の魅力を語る。

また、「ツイルム」ではスポンサー企業はいないが、製作委員会倶楽部(一口1万円)を募集している。出資者を募ることについては、氏は、決して資金集めのためではないという。

「(目標額を100万円とおいているが)まあ100万円なんか絶対無理。それはわかってるし、100万以下で映画なんか出来るワケないんだけど、そういう徹底的な低予算でどこまで出来るのか実験してみたかったんだ。この企画は、誰か一人が100万ポンと出してくれちゃダメなの。そしたら絶対にその人が口を出してくるから。商業映画と同じことになっちゃう。一人一人は1万ずつしか出さないから、儲けを(増やそうと)欲張らずに制作者が好きな世界を好きなように作れるんだ」(片岡K氏)

ちなみに、製作委員会倶楽部会員になると、イベントや撮影現場に遊びに行けたり、5口以上出資でエキストラ出演も可能。完成映画のエンドロールには全員の名前がのるなど、様々な特典が設けられている。

今後はキャスティングと本編の脚本を固め、6月にクランクイン。今夏に公開予定とのことだ。

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