ネット界の“旬”なニュースをお届け!

GW利用の被災地ボランティア 志願者殺到

2011.05.02 MON

噂のネット事件簿


宮城県災害ボランティアセンターのHPでは「ボランティアの方の服装について」「炊き出し支援について」「ボランティア保険への加入のお願い」「がれき撤去作業における注意」など、ボランティア活動に関する基礎知識が得られる ※この画像はサイトのスクリーンショットです
今年のGWは3連休が2回あり、2日休めば10日間という大型連休だが、そんなGWに被災地へのボランティア活動に関心を持つ人が多いようだ。

NTTコミュニケーションズが22日に発表した調査結果によれば、「ゴールデンウィーク」期間中の活動について綴られたブログのなかで、「ボランティア」というキーワードが東日本大震災以降、急増。一方で、「旅行」というキーワードは減っているという。同社ではGW中のボランティアについて書いているのは30~40代の男性が多いとし、「まとまった休みが取れる時期に被災地復興に寄与しようとする社会人の意向が反映されていると考えられる」と分析している。

ちなみに東京都が4月29日~11日の間に宮城県に派遣するボランティア計170人を募集したところ、わずか数分程度で応募が定員に到達。また、京都府災害ボランティア支援センターは、岩手、宮城、福島の各県で活動する災害ボランティアの募集を4月19日に開始。こちらの募集にも定員90人に対してわずか2日間で460人以上の応募が殺到し、書類選考が行われる事態となった。

こうした動きに、宮城県災害ボランティアセンターは、ボランティアにあたっての“お願い”をしている。被災地では今なお行方不明者の捜索活動や、がれきの撤去、道路の復旧作業などが行われるなど、各地でボランティアのニーズがあるが、ゴールデンウィーク期間中は多くのボランティアの現地入りが予想されるため、活動を希望する場合は県・市区町村災害ボランティアセンターのホームページで現地の受け入れ状況(募集の有無・範囲等)など、事前情報を確認してほしいと呼びかける。

そして、現地では個人よりも組織化されたボランティアが求められることを説明するほか、ボランティアが必要とされるのはゴールデンウィーク中だけではないため、調整がつくなら「ラッシュ」を避けて予定を組んでほしいとの“お願い”も。

また、阪神淡路大震災の激甚被災地・西宮にあり、同震災直後から学生による震災救援ボランティア活動や各学部の教員による復旧・復興の研究を行ってきた「関西学院大学 災害復興制度研究所」では、ボランティアを行うにあたっての心構えと注意点を公開している。そこでは、「何よりも被災者が中心です! 被災者の立場を尊重するということは、自分の判断やペースだけで活動をするのではなく、被災者のペースにあわせるということです」と、被災を経験した地からの言葉がつづられている。これからボランティアに行くことを考えている人は、事前情報収集の一環として、一度目を通しておくといいかもしれない。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト