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ネットに自分の内定先を実名で書くことの是否

2011.06.20 MON

噂のネット事件簿


この日記に対しては「気を回しすぎというか、先回りしすぎというか、あるいはそんなに自分ところの従業員が信用できないのかなあ、というか。まあ昨今の炎上事件を見てれば心配になるのはわからんでも...」などのトラックバックも ※この画像はサイトのスクリーンショットです
6月13日はてな匿名ダイアリーで「就活生が『A社に内定しました』と喜びのブログ書いていた」という日記が書かれた。この日記を書いた人物は、「仕事の関係上、今勤めている会社のエゴサーチ(自社に関する書き込みチェック)を行っている」という。エゴサーチをするなか、この人が勤める「A社」の名前を記載して、「内定しました、嬉しいです」と書かれた就活生のブログを発見したのだ。そして、こう疑問を投げかける。

「このブログ主、入社後もブログをそのまま続けるのだろうか? となると『A社社員が書いているブログ』ということになり、A社総務部的には『好ましからざるブログ』となる。何気ない書き込みが企業秘密の漏洩(やインサイダー)になるかもしれないし、個人の見解が会社見解と受け取られかねないし、政治的に微妙な書き込みをしたときにも問題になる」

そして、こう続ける。「『幼い頃からネットブログがあった』という『ブログネイティブ世代』だと、学生のノリで、就職活動の経緯を無修正でブログアップし、その中で内定社名もポロッと書いてしまう。悪気はなかったのかもしれないが、『入社してからネットブログが普及した世代』からみると『脇の甘さ』が気になる」

ネット上ではかねてより、社名など具体的なプロフィールがネット上にアップされている人物の発言が波紋を呼び、大炎上するケースが後を絶たない。またネット上での炎上がきっかけで、実社会でペナルティを課されることもある。
このエントリーをきっかけに、「自分がかかわる実際の会社名をネットに書く」「会社員としての立場で実名発言をネットでする」ことの是否について、コメント欄には多数の意見が書き込まれた。

「入社してから指導すれば問題ないでしょ。会社の情報漏らさないようにしっかりと言って後は自由にさせれば良い」

「世知辛いなあ。内定取り消しにならなきゃいいが」
「難しいところ。企業にとって社員のブログはリスクとなる一方で、サラリーマンにだって表現の自由はある、という原則を譲りたくないし」

A社のことを狭量だとする意見が多かったものの、企業としてのリスクも認識している様子。事実、会社はネットにおける社員の発言をかなり気にしている。以前webR25編集部が「人事担当者はネットサービスをこう使っていた!」という記事で、食品メーカー人事部に取材をしたところ、「社会人採用を行う場合はSNSでの発言をチェックしている」と明かした上で、その理由をこう語ってくれた。

「以前の会社とのトラブルをブログで日記にしていないか、元同僚や取引先などの悪口を言っていないかなど確認するのが目的。社会人になってもネットで問題発言をするような人は、正直なところ採用を避けたいんですよ」

やはりネット上で実名を明石て発言する際には、特定の企業・個人について言及する場合はくれぐれも注意した方がよさそうだ。

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