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「震災時にツイッター有用でない」に利用者猛反発

2011.06.21 TUE

噂のネット事件簿


「震災時に役立った情報源」の調査結果では、複数回答が認められていないとはいえ、テレビの影響力はやはり絶大 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
東日本大震災以来、家族や友人などとの安否確認を始め、震災関係の最新情報を入手する際に、ツイッターやフェイスブックのなどSNSが役立った、という声が多くあがっていた。しかし、16日にモバイルマーケティング・ジャパンが発表した「『震災時のメディア利用』に関する意識調査」によると、「震災時にツイッターやフェイスブックなどSNS が役立った」と答えた人はわずか5%しかいなかったことが判明した。

この調査は、同社がモバイルモニター会員278人を対象に行ったもの。発表によると、「震災時にもっとも役立った情報源」はテレビ番組が71.9%と圧倒的な1位で、SNS と答えた人はわずか5%しかいなかった。また、震災後にツイッター活用を始めた人は8.6%、フェイスブックは1.5%しかおらず、震災後も未登録の人がツイッターで60.1%、フェイスブックで93.9%に上った。

確かにこの調査は、母数が278人しかおらず、調査対象も女性が68.7%、30代以上が62.9%と、回答者に偏りが見られる。この結果が報じられるや否や、ツイッターユーザーからは一斉に

「母数278人じゃ調査になってないかと」
「なにいってんだ。弟とか友人との連絡ついたのはmixiとTwitterだよ」
「ここまで恣意的な調査だと、むしろメディアリテラシーの教材にピッタリ」

と、猛反発の声が上がり、

「全国的に見ると、使ってる人はやっぱいそこまでいないのかな」(原文ママ)
「これが実体か」(原文ママ)

と、受け止める人は少数派だった。

IMJモバイルが3月末にツイッター、フェイスブック ユーザー932名を対象に行った調査では、TwitterやFacebookを地震発生時に利用した際、「役に立った」「やや役に立った」と感じた利用者はそれぞれ79%、62%に。また、野村総合研究所が4月29日に発表した調査結果でも、「震災後に重視しているメディア」の3位に「ソーシャルメディアで個人が発信する情報」がランクインしたという結果も広く知られていた。そのため、「震災時にツイッターやフェイスブックなどSNS が役立った」とした人がわずか5%という今回のデータは、ツイッター上では意外な結果として受け止められたようだ。

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