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英暴動でネット規制検討され、中国人「まるで独裁政権」

2011.08.23 TUE

噂のネット事件簿


現地報道によれば、ブラックベリーのメッセージ機能が暴動拡大に広く利用されたという ※この画像はサイトのスクリーンショットです
今月上旬に暴動が発生したイギリスのキャメロン首相が11日、「ツイッターなどが暴動拡大に利用されている」として、ネットやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などの利用規制を検討していることを発表。これが様々な波紋を呼んでいる。

警官による黒人男性射殺事件をきっかけに、6日にロンドンで発生した暴動は、その後イギリス各地に拡大した。約1週間続いたこの暴動では、少なくとも1900人以上が逮捕されたが、キャメロン首相は、暴動に参加した暴徒たちの集合場所や時間などがSNSで拡散されたものと分析。非常措置として、ネットやSNSの一時規制が可能かどうか、警察や通信業界などと協議したことを明らかにした。

しかし、非常事態時とはいえ、言論の自由を奪う行為には批判の声も多く、中国関連の情報を伝えるニュースサイトの『レコードチャイナ』によれば、中国版ツイッターには「言論の自由は民主国家の基本概念ではなかったのか?」「これでは独裁政権と何ら変わらない」など反発の声が登場。お世辞にも言論の自由が確保されているとは言い難い中国のネット住民の自虐的ともとれる書き込みに対し、日本のネット住民からは、

「お前らが言うなwww」
「やっぱ言論の自由にあこがれてるんだろうなぁ」
「どんな反応をすればいいかわからない・・・」

と、ツッコミと同情の声が上がった。

現時点では、今回の暴動に伴うネットやSNSの利用規制は実施されていないが、16日には、フェイスブックを使って暴動を扇動した罪で、2人の男性に禁固4年の判決が下された。治安の維持と通信の自由が対立するケースは「ジャスミン革命」でも多数見受けられたが、今回の英暴動では、これが治安のよい先進国でも暴発するリスクがあることを改めて示すものとなった。

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