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NY上陸のハリケーン「アイリーン」ツイッターにも登場

2011.08.31 WED

噂のネット事件簿


ハリケーン「アイリーン」に関する情報が掲載された、ニューヨーク市による気象情報サイト「NYS Severe Weather」。被害状況を報告することもできる ※この画像はサイトのスクリーンショットです
現地時間の8月27日朝に、アメリカ東海岸南部のノースカロライナ州に上陸したハリケーン「アイリーン」は、28日朝にニューヨーク市を直撃した後、同日午後にカナダへと向かった。アメリカ国内で29日までに少なくとも38人が死亡し、500万世帯が停電するという大きな被害をもたらした。

ニューヨーク市では、アイリーンの直撃に備えて、27日に一部地域の住民約37万人に同市としては初となる避難命令を発令。さらに、地下鉄や市バスは全面運休となり、ケネディ国際空港などの主要3空港での発着も停止された。

27日の午前中には、アイリーンに関する情報を求めるアクセスが殺到したため、ニューヨーク市の公式サイトが一時的にダウンするという混乱も生じた。その後、同日の昼までに公式サイトは復旧、アイリーンに関する情報はニューヨーク市の気象情報サイト「NYC Severe Weather」で随時発表された。

ニューヨーク市での避難命令は28日午後3時に解除。特設サイトの情報によると、29日までに市バスは通常運行を再開し、地下鉄も多少の遅れはあるものの運行は再開したとのこと。また、ニューヨーク近郊の主要3空港も、29日昼までに発着を再開したという。

試算では70億ドル(約5400億円)もの被害が出たといわれる今回のアイリーンだが、ツイッターでは「@irene」というアカウントで、アイリーンになりきるユーザーも登場した。プロフィール欄には「I don’t want to hurt anyone.(誰も傷つけたくない)」と書かれており、ブルームバーグ市長やニューヨーク市営地下鉄のアカウントのつぶやきをリツイートしつつ、アイリーンの情報をつぶやいている。

いわば「アイリーン」を擬人化したアカウントということなのだが、実はこのアカウント、2006年から存在している。つまり、ハリケーン情報のために開設されたものではなく、アイリーンがアメリカに上陸する以前は、ごく日常的なことをつぶやいていた。それが、アイリーンが上陸した27日に、

「Hey, so... this is Irene. The hurricane.」(私はアイリーン、ハリケーンよ)
「So I asked Irene Tien if I could borrow her account for a few days... and she kindly accepted.」(アイリーン・ティエンさんに、数日間アカウントを貸してと頼んだら、親切にも快諾してくれたわ)

と投稿。そこからハリケーン「アイリーン」として、主に被害状況などについてつぶやくようになったというわけだ。28日夜に「Good night.」とつぶやいて以降、ツイッター上のアイリーンは沈黙を守っている。どうやらこちらのアイリーンも、現実同様過ぎ去ったようだ。

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