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10種類の電子書籍端末や紙の本が読み比べられるラボ

2011.10.05 WED

噂のネット事件簿


新しい読書環境を提案する「e読書ラボ」では、現在、電子書籍の本文中の気になる表現に対し、 Wikipediaなど外部のリソースを用いて脚注情報を補完した画面「自動脚注付与システム」を展示中 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
国立情報学研究所が9月30日、神田・神保町に“未来の読書を体験できる”という「e読書ラボ」を開設した。10種類の電子書籍端末を実際に手に取って体験できるほか、著作権が消滅した文学作品を収集・公開する「青空文庫」の電子本を自分の端末にダウンロードできる。また、インターネットで参照できる辞書や百科事典サイトを試すこともでき、10月4日現在、研究社「リーダーズ英和辞典」や三省堂「WebDictionary」、有斐閣「六法全書電子復刻版」や医学書院などのコンテンツが登録されている。

利用者と一緒に、未来の読書環境はどうあるべきかを考えるためのオープンスペースだという「e読書ラボ」では、電子書籍の元となった紙の書籍も同時に用意されているので、読み心地の比較も可能。さらに、Amazon Kindle やiPad 2などの電子書籍端末同士を実際に手に取って、300冊以上の本を読み比べることができるという。電子書籍端末は、10月4日時点で11種類用意されている。

このニュースに対し、Twitter上では「行ってみなければ」「これは,いかねば」「ここ行きたい!」と早速気になった人も多く、「地方にもこういう場所あったらいいな」「未来の読書はどうなるのか興味あります」という声もあがった。

ちなみに、公式ページには「電子書籍の体験談」というコンテンツもあり、紙の書籍としては入手困難な歴史的文献に触れることができたという話や、テレビドラマを観ていたときに原作が読みたくなり、読書熱が冷めやらないうちに手に取ることができたという感想などが紹介されており、電子書籍の使い勝手の参考になりそうだ。

10月27日から11月3日には、「第52回 東京名物 神田古本まつり」が開催される。古書に触れた後は、同ラボで未来の読書のあり方を考えてみるのはいかがだろうか。

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